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仁川空港の隣にできた「韓国版ラスベガス」

ソウル江西区傍花洞(カンソグ・バンファドン)から仁川(インチョン)空港高速道路に乗って30分余り走ると両側に長くのびた雄壮な建物が目に映る。仁川永宗島(インチョン・ヨンジョンド)の仁川空港国際業務団地(IBC)に造成された複合リゾート「パラダイスシティ」だ。複合リゾートとはカジノだけでなくホテル・コンベンション・テーマパークなど多様な施設が集合した複合施設を指す。

東アジア初(開場基準)の複合リゾートであるパラダイスシティが20日にオープンした。2014年11月に最初のショベルが動いてから2年5カ月目だ。パラダイスグループと日本エンターテインメント企業のセガサミーホールディングスの合併法人である(株)パラダイスセガサミーが合計1兆3000億ウォン(約1246億円)を投資した。

パラダイスグループのチョン・フィリップ会長はこの日の開場式で「パラダイスシティは観光産業のファースト・ムーバー(First Mover)であるパラダイスグループが最も上手くやることができる挑戦」とし、「東北アジア初めての複合リゾートであるパラダイスシティを世界中の人が楽しむことができる韓流の代表旅行地にする」と話した。

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パラダイスシティは仁川空港から1.1キロメートル離れている。仁川空港からリニアモーターカーで5分、歩いて15分の距離だ。敷地全体の規模は33万9000平方メートルでサッカー場46倍の大きさだ。今回オープンした建物は地下2階~地上10階規模で客室711室を備えたホテルと外国人専用カジノ、1600人が収容可能なコンベンションセンターなどだ。
http://japanese.joins.com/article/321/228321.html?servcode=300§code=300

【管理人 補足記事&コメント】
韓国・仁川国際空港付近では、東北アジア最大級の統合型リゾート施設(IR)は1月13日、韓国のパラダイス社と日本のセガサミーホールディングスが合弁で建設する「パラダイスシティ」の第1期1次施設に対する使用承認が下りた。総工費は1兆3000億ウォン(約1300億円)が想定されており、8000億ウォン(約800億円)は韓国系銀行がプロジェクト・ファイナンス(PF)で融資し、4500億ウォン(約450億円)はパラダイス(55%)とセガサミー(45%)が共同投資する。

異次元のアートテインメント(アート+エンターテインメント)複合リゾートといわれるパラダイスシティは、韓国観光産業の発展を牽引してきたパラダイスグループによる45年間のホテルやカジノ運営のノウハウと、セガサミーHDのカジノ事業の経験を集約し、仁川国際空港近隣の永宗島(ヨンジョンド)に建設された大規模リゾート施設である。仁川国際空港の国際業務団地(IBC)に位置する同施設は、敷地約33万m²に造成されるプロジェクトで、2014年11月に着工し、2年2カ月をかけて第1期1次工事を完了した。同施設は6つ星ホテル、グランドボリュームを誇るコンベンションホール、韓国最大規模の外国人専用カジノなどで構成されている。

中央日報は、パラダイスシティの競争力として東洋と西洋の様式が調和した建物とインテリア、立地条件を挙げ、特に北京・上海・東京など東アジアの大都市で1時間30分程度で移動できてアクセスが良いという主張を掲載した。そして成功のカギは外国人観光客をどれくらい確保するかにあるとした。現実は厳しいだろう。中国人観光客が減少した状態では赤字が増えるだけだろう…。日本のセガサミーホールディングスも絡んでいるわけで、必死な状態と言える…。




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[ 2017年04月21日 12:58 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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