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「部品・素材強国」韓国、中国の価格攻勢退け疾走

半導体、ディスプレー、化学、鉄鋼など韓国の部品・素材分野の大企業が相次いで過去最高の業績を上げている。
サムスン電子は27日、1-3月期の売上高が全根同期比1.5%増の50兆5475億ウォン(約4兆9700億円)、営業利益が48.3%増の9兆8984億ウォン、純利益が46.3%増の7兆6844億ウォンだったと発表した。

営業利益は2013年7-9月期に次ぐ、過去2番目の実績だ。同社は半導体部門で過去最高となる6兆3100億ウォンの営業利益を上げた。サムスンディスプレーも1兆3000億ウォンの収益を達成した。SKハイニックスは1-3月の営業利益が前年同期の4倍以上に増え、LGディスプレーは1-3月に初めて1兆ウォンを超える営業利益を記録した。

半導体、ディスプレーの好況は少なくとも来年まで続く見通しだ。需要は伸び続けているが、有力な海外のライバル企業がないからだ。サムスン電子、SKハイニックスは世界のメモリー半導体市場の60%を掌握している。ディスプレーでもサムスンディスプレーとLGディスプレーが大型テレビ用パネルとスマートフォン用の有機発光ダイオード(OLED)パネルなど最高級製品市場を二分している。電子業界関係者は「供給が需要に追い付いていない点を考えれば、韓国企業の好業績は来年まで続くのではないか。他の追随を許さない技術力で中国企業の価格攻勢による影響も受けない安定的な構造だ」と指摘した。

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化学、鉄鋼分野も市場の期待を上回る業績を上げている。SKイノベーションは1-3月に過去3番目となる1兆ウォン以上の営業利益を上げた。同社関係者は「営業利益が1兆ウォンを超えたことは過去に2回あるが、当時は石油精製部門の好況が理由だった。今回は化学素材分野が好業績をけん引した」と述べた。LG化学も1-3月の売上高が初めて6兆ウォンを突破し、営業利益も6年ぶりの高水準だった。ポスコは1-3月に鉄鋼分野だけで1兆234億ウォンを稼ぎ出した。NH投資証券のアナリスト、ファン・ユシク氏は「化学分野の場合、当面は海外の競合社による施設増設がないため、今後4-5年は好況が続きそうだ」と予想した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/28/2017042801190.html

【管理人 補足記事&コメント】
関税庁によれば、今年1月1~20日の輸出額は276億ドルで、1年前の同期間よりも25%増え、6年5ヶ月ぶりに一番高い月別増加率であるとしている。この期間半導体は52.5%、鉄鋼は19.9%増加し、部品素材分野で対日依存度が減少したことが助けとなっている。対日本部品、素材分野の赤字規模は2010年243億ドルで、去年は146億ドルで大きく下回っている。日韓貿易で見れば2兆円の赤字幅がかなり改善したという事であるが、日本企業の下支えは大きいだろう。

サムスン半導体製造は、大半が日本企業であるのと同時に、半導体検査機あるいはスマホなどの実装検査機などは日本企業ではないか。製造技術に関わる部分と設備は日本企業であるから、その部分を改善しないと、設備機器の定期点検含め、まだまだ日本依存度は高い…。




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[ 2017年04月28日 11:48 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
半導体、ディスプレーは韓国は確かに強い
<需要は伸び続けているが、有力な海外のライバル企業がないからだ。サムスン電子、SKハ<イニックスは世界のメモリー半導体市場の60%を掌握している。ディスプレーでもサムス<ンディスプレーとLGディスプレーが大型テレビ用パネルとスマートフォン用の有機発光ダ<イオード(OLED)パネルなど最高級製品市場を二分している。

メモリー半導体、ディスプレーは韓国は確かに強い、日本、アメリカのメーカはどの様に
対応すれば良いか? 技術力で勝るところで勝負だ!
[ 2017/04/29 19:45 ] [ 編集 ]
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