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日本のマンション管理人はなぜ宅配物を預からないのか

4年間の東京特派員生活を終えて2015年に帰国した記者は、かなりの期間、日本とはあまりにも違う「韓国」に驚かされてきた。特に、「荷物をメーターボックスに入れておきました」という宅配便ドライバーの携帯電話ショートメッセージは、日本では想像もできなかったことだ。そうしたショートメッセージを受け取るたびに「物がなくなったり、取り違えたりしたら誰が責任を取るんだ?」「韓国はこれほどお互いを信じられる社会なのか?」という疑問を抱く。そうした考えは記者だけではなさそうだった。インターネット掲示板には「宅配便ドライバーが何でもマンションの管理人に預ける」「荷物を玄関ドアの前に置いたままにしていく」などの苦情があふれていた。韓国の宅配便業界もインターネット・ショッピングの活性化により今年、史上初の年間宅配物量20億個を突破、年間売上高5兆ウォン(約5000億円)を目前にしている。

だからと言って、過当競争で下がるだけ下がった宅配料金、複雑な下請け構造、宅配便ドライバーの劣悪な労働条件が宅配サービス低下を正当化する理由にはならない。記者が暮らしていた東京都世田谷区の宅配便ドライバーは、荷物を届け先に直接手渡すがのが基本で、不在時はマンション管理人室の隣にある「宅配ボックス」に入れておく。宅配ボックスは各家庭に割り振られた固有の暗証番号があるので安心だ。宅配ボックスがいっぱいだったり、ボックスに入りきらないほど荷物が大きかったりする場合は当然、宅配便ドライバーが持ち帰り、再配達する。郵便受けに荷物を持ち帰ったことを知らせる「お知らせ」が入れてあるので、再配達希望日・時間を宅配会社に電話で知らせることができる。衣類など比較的高価な荷物はもちろん、ミネラルウォーターのようにかさばる荷物も当然、再配達してくれる。

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日本では、管理人室に宅配便の荷物を預かってもらうことは容易でない。記者が住んでいたマンションには、いつも笑顔で何でもお願いを聞いてくれそうな優しい管理人が常駐していたが、宅配便の荷物を預かることだけは絶対にお断りだった。怠けたいとか、面倒だとかいう理由ではない。商品の紛失や破損が発生した場合に伴う責任問題のためだ。
http://www.chosunonline.com/

【管理人 補足記事&コメント】
宅配業者とはいえ、商品がメール便ならば、郵便扱いになるわけで、商品大きさでも案外釈然としない部分もあるわけで、各自宅に宅配ボックス設置が望ましいとも言える。だだスペース的なこともあるので、近くの倉庫に届けられて、配達するわけであるから、そこからの配送手順をシステム化する事と、配送するための場所を更に小分けできるような倉庫システムも不可欠だろうと思いますね。

いずれ自動運転で配送されるとしても、できる限り近い距離から配送できることが望ましいわけで、今後の大きな課題となる。近ければ配送もパートタイムによる人材が、配送自転車或いは、配送専用の小型電気自動車等は活躍の場となるでしょうし、そういう部分への投資や国の補助も必要となる。高齢化社会に向けて柔軟に対応できるシステムと実施可能なアイデアは今後の重要なカギとなる。




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[ 2017年04月30日 10:36 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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