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深刻さ増す韓国大学生の就活事情 見習うべきは中国か日本か

韓国で大卒の失業者が初めて50万人を超えた。「良い職業に就くため」大学で学んだものの、高い学歴に見合った働き口が少ないというのが要因らしい。危機感は強く、韓国メディアでは「中国人のように挑戦と創業を」とか「少ない給料でも不平不満を漏らさず就職する日本の大学生を見よ」といわんばかりの議論も。しかし、いずれも精神論で処方箋は見当たらない。出口は遠そうだ。

韓国統計庁が発表した1~3月期雇用動向調査結果によると、15~29歳の失業率は12・3%。大卒以上は54万人で、四半期の統計を取り始めてから初めて50万人を超えた。また、就職活動をしない、あるいは就職をあきらめた大卒以上の人は350万人超となった。 朝鮮日報(日本語電子版)は「雇用のミスマッチ」が原因だと分析。「中小企業などに就職するよりも(志望企業や職種の)スペックを高くしたり、就活塾を活用したりして大企業など条件の良い就職先に入ろうとすることから起こる」としている。

ハンギョレ(日本語電子版)は、経済協力開発機構(OECD)の統計と韓国統計庁の報告「韓国の社会動向2016」を用いてさらに詳しく分析している。韓国の25~34歳人口に占める高等教育履修者の比率は68%で、OECD加盟国では最高。しかし、管理職や専門職、技術職の働き口は21・6%と最下位水準。大企業と中小企業の賃金格差も大卒者の職探しのブレーキになっているという。


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中国・深センの企業数は2010年末に36万社だったのが、15年末には約3倍の114万4000社に増え「挑戦と創業が日常化した米シリコンバレーをほうふつさせる」都市となったと評価する。これに対し、韓国の新設企業数は1日平均275社。年間10万社の計算で深センに及ばない。しかも質も問題だという。

韓国経済新聞は日本にもヒントを求める。横浜市立大の鞠重鎬(クク・ジュンホ)教授のコラム「著しく異なる韓日の大学教育と人材観」(4月18日)は、学生気質を分析し道を探っている。日本では、生活費をアルバイトで稼ぐ学生が多く親への依存は少ない。サークル活動にも熱心で、勉強に充てる時間は少ないが協調性が養われる-のだという。就職に当たっては「安定した企業で問題を起こさず、長期間勤務することを望む」とする。その結果「覇気は消えている。期待レベルを下げて臨むため、就職率は高いが国家経済レベルに比べて個人の所得は多くない。ほとんどの日本人は所得が少ないからといって表に不平不満を表さない」。
http://www.sankei.com/west/news/170508/wst1705080005-n1.html

【管理人 補足記事&コメント】
韓国の場合は国民性もあり、同じところで働き続けること自体が低レベルな見方・偏見があるわけで、日本の様に定年まで一つの企業で働くというのはほとんどないと言ってよいだろう。結局財閥企業を求めて競争率が激化するだけの国と化している。日本とて中小企業はまだまだ人の移動は多い。日本の中小企業は財閥企業の小型化に似てはいるが、大半の企業に社長を支える熟練技術者の存在があった。熟練技術者の存在は、われわれによってある程度標準化され継承されている事で、人の動きはあるが生産性では苦にならない。そこには密接な企業連携がある。

生活するための仕事選びは、ミスマッチングと日本でも口にするが、昔は入社後遣り甲斐を何に見出すかが教育訓練にあったわけで、まずは就職する事だろうと個人的には思うのだが、時代の流れだろうか、必ずしもそうではないようだ。一方韓国ではそうはいっていられないわけで、340万社の中小企業を底上げ出来る人材は山ほど余っているはずなのに、大卒の役目は無に等しい。政府は中小企業改革の実施をしないで財閥企業だけ後押ししている様では、ますます世界から取り残される事になる…。



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[ 2017年05月08日 09:55 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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