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【韓国経済】韓国造船3社、超大型タンカー相次ぎ受注

韓国の大手造船会社が超大型タンカー(VLCC)を相次いで受注している。

9日の造船業界によると、現代(ヒョンデ)重工業はこのほど世界最大のタンカー運営会社フロントラインからVLCC4隻を受注した。2隻は建造注文が確定し、2隻はオプションとなる。全契約金額は3億2000万ドルに上る。VLCC建造は現代三湖(サムホ)重工業が担当し、2019年に引き渡す予定だ。

サムスン重工業もギリシャの海運会社キャピタルマリタイムとVLCC最大8隻を建造する内容の投資意向書(LOI)を締結した。全契約規模は6億5000万ドルになるとされる。 大宇(デウ)造船海洋もギリシャ最大海運会社アンジェリクシスグループ子会社のマランタンカーズから31万8000トン規模のVLCC3隻を2億5000万ドルで受注した。

VLCCの発注が急速に増えている理由は船舶価格が下落しているためだ。造船・海運市況分析機関であるクラークソンリサーチによると、3月末基準でVLCC新規建造船舶価格は8000万ドル水準に下がった。2003年から14年ぶりの最低水準だ。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
昨年10月JFEホールディングス系列と、IHI系列の造船専業メーカーが企業統合して誕生した「ジャパンマリンユナイテッド」(JMU)が統合効果を発揮、拡大路線に転じている。統合による開発力の強化を生かして対応できる船種を増やし、あらゆるニーズに対応できる体制を整えた。造船業界は世界的な海運市況低迷などの直撃を受けて経営環境が悪化し、三菱重工業や川崎重工業が造船部門の抜本的な立て直し策の検討を始めるなどの動きが出ている。一方で、JMUの躍進は今後の業界動向にも影響を与えそうだ。

JMUは旧NKKの造船部門と日立造船の造船部門をそれぞれ分離統合した旧ユニバーサル造船と、IHIの造船子会社だった旧アイ・エイチ・アイ・マリンユナイテッド(IHIMU)が2013年1月に合併して誕生した造船専業メーカーとなる。呉、津、有明など全国7カ所に造船所を展開し、年間建造量は専業大手の今治造船(愛媛県今治市)に次いで業界2番手。 IHIMUはIHIの造船部門が住友重機械工業の艦艇建造部門を吸収合併した経緯があり、JMU関係者は「当社は事実上、造船大手4社が統合した会社だ」と話す。強化されたのが研究・開発部門で、開発部門の要員は「1000人に達し、業界最大規模の陣容を誇っていた三菱重工に肩を並べた」と関係者は胸を張る。

造船業界は各社が主力の船種としてきたバラ積み貨物船が中国経済の急落を受けて需要が急減している。しかし開発力の強化は新たな船種の開発、商品化につながり、新たな需要の開拓につながっている。JMUでは造船所ごとに建造する船種を絞り込み、得意とする船種が建造できる体制作りの構築を急いでいる。具体的には津事業所(三重県)はLNG(液化天然ガス)運搬船、呉事業所(広島県)は20フィートコンテナ換算で1万4000個積みの大型コンテナ船、有明事業所(熊本県)は、自動車運搬船や大型タンカー、舞鶴事業所(京都府)が中型タンカーや中型のバラ積み船といった具合だ。

LNG運搬船は、IHIが独自開発したSPB(角型タンク)方式によるもので、これまでに2隻建造しているが、頓挫していた。しかし東京ガス向けに4隻受注、これを機にモス(球形タンク)方式がほぼ独占していたLNG船市場へ再参入を目指としている。また呉では日本郵船などから同1万4000個積み大型コンテナ船を15隻受注したのを機に2018年末までの連続建造を予定している。一方、商船建造と並ぶ経営の柱である防衛省・海上自衛隊向けの艦艇建造部門でも躍進が目立つ。JMUの母体の一つであるIHIは、三菱重工と並ぶ護衛艦メーカーで、特に空母型の大型ヘリコプター搭載艦(DDH)4隻を連続建造しているが、これまで三菱重工がほぼ独占してきたイージス艦(DDG)を受注している。



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[ 2017年05月10日 11:40 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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