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【韓国経済】サムスン半導体も死にそうなときがあった

檀君以来半導体が最大の金の卵を産んでいる。サムスン電子は24年ぶりにインテルを抜き今年半導体1位企業に登板する見込みだ。中国の半導体崛起は尋常でないが、半導体のスーパー好況の見通しは依然として明るい。市場調査機関ICインサイツとガートナーは「スマートフォンとコンピュータのほかにも新規市場が急膨張している。特にクラウドと自動運転車は半導体を吸い込む新たなブラックホール」とした。半導体黄金時代だ。 最近の世界の時価総額はアップル、アルファベット(グーグル親会社)、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックの順で、IT企業の独擅場だ。

このうちマイクロソフトとアマゾンはクラウドが新たな核心事業だ。ビッグデータ時代を迎えこれら企業がデータセンターを拡張しサーバー用半導体需要が50%以上増加している。ここに自動運転車とモノのインターネット特需も爆発中だ。自動運転車は走行中のデータ処理のために高性能コンピュータを1台ずつ装着したのも同然だ。 「金の卵を産むガチョウ」である半導体もかつて生死の岐路に立たされたことがあった。このほど朝鮮日報の安秉勲(アン・ビョンフン)元副社長の回顧録『それでも私はまた夢を見る』を見て30年ほど前の1枚の写真に視線が向いた。その下には「李秉チョル(イ・ビョンチョル)サムスングループ会長が主要日刊紙編集局長を新羅ホテルに招き、サムスンが推進する半導体産業に関し説明した。李会長と握手を交わす筆者。中央は洪ジン基(ホン・ジンギ)中央日報会長と李健熙(イ・ゴンヒ)副会長。1986年」という説明がある。当時安副社長は朝鮮日報編集局長だった。

振り返れば86年は重大な変曲点だった。サムスンの李秉チョル会長は83年2月に半導体への投資を決心したが現実は苛酷だった。84年から深い不況が押し寄せ4ドルだった64KのDRAMは85年半ばに30セントまで落ちた。サムスンは半導体を1個売れば1ドル40セントずつ損した。またサムスンは米テキサスインスツルメンツ(TI)に特許賠償金として8500万ドル、同年の営業利益の80%を取られた。86年は世界の半導体地殻変動の1年だった。TIが日本のNECに世界1位を奪われ、インテルは最初から白旗を揚げDRAM事業から撤退した。

86年の韓国の雰囲気はさらに険悪だった。半導体は「みにくいアヒルの子」だった。サムスンの半導体累積赤字が1300億ウォンに達すると、「サムスンは半導体のためにつぶれる」といううわさまで出回った。韓国政府は年初に自動車、建設重装備、発電設備などに対する主要産業合理化措置を予告した。半導体も一時は生死を分けるリストに載せられたが大詰めでどうにか対象から外された。したがってこの写真は86年2月と推定されるサムスンの半導体振興総力戦を撮ったも同然だ。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
サムスン半導体も死にそうなときがあったと言う題名だが、DRAMやフラッシュメモリーにも限界がある。今のスマホに使われているCPUはGPUも組み込まれている。近い将来DRAMもフラッシュメモリーも含めて、ワンパックになるだろう。そうすると新技術が必要となる。CPUの世界ではインテルでありグラフィックの世界ではNVIDIA社などである。その技術を抜くなどサムスンには到底無理な話となる。アップルはPCもスマホも自社CPU技術を持っている。スマホにおけるグラフィック技術とそれを最大限に動作させるソフトも完成している。従ってサムスンにとっては、その分野での競争力は無い。形だけ真似たOSはあっても、現行対抗するだけの技術力ではない。

従って今後死にそうになるのがサムスン半導体となる。DRAMもフラッシュメモリーも現行状態が維持されるかどうかは不透明である。すでに新技術は日米で開発されつつあるわけで、それが主流となれば付加価値は日米が持つことになる。さらに言えば、今のサムスンの半導体製造設備は日本企業である。またその管理も日本企業であるわけで、自社技術は何なのかをよく考える事である。日本に勝ったと言いつつ、日本企業の設備でなければ半導体が製造できないわけで、それで世界一とか語っても、説得力はない…。



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[ 2017年05月10日 13:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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