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【韓国経済】シャープ、中国テレビ市場でシェア4倍

昨年2月に台湾電子部品企業の鴻海(ホンハイ)に買収されたシャープの中国テレビ市場シェアが1年間で4倍に増えた。サムスン電子、LGエレクトロニクスに次ぐ世界3位の地位を狙うほど急速に成長している。カリスマあふれる郭台銘鴻海会長の指示で一斉に動いた鴻海の職員120万人の「人海戦術」と攻撃的なマーケティングが生み出した結果という分析だ。

市場調査会社IHSによると、今年1-3月期のシャープの中国市場シェアは6.8%だった。前年同期(1.6%)の4倍、前期(3.0%)の倍以上だ。中国市場での躍進を受け、世界市場のシェアも1年間に2.2%から4.1%に増えた。 郭会長が昨年末、470万台のシャープのテレビ出荷量を今年は1000万台まで増やすと公言した当時、世界テレビ業界は信じていなかった。テレビ市場が停滞していたからだ。昨年の世界テレビ販売台数は2億6500万台と、前年(2億7400万台)比で小幅減少した。

しかし今年に入るとシャープは旋風を起こし、販売目標を1500万台に引き上げた。これを達成すれば昨年世界テレビ市場で13位だったシャープは3位に急浮上する。シャープがシェアを拡大する間、他社の販売はそれだけ後退した。TCL、ハイセンス、スカイワースの中国3大テレビメーカーの市場シェアはこの1年間に最大5ポイント減少した。

シャープのテレビ販売増加は郭会長が「天虎計画」と名付けた販売拡大戦略が功を奏した結果だ。天虎計画は▼鴻海グループ全体組織を動員した攻撃的マーケティング▼パネルとセットをつなぐ垂直系列化の利点活用▼ブランド戦略の再確立--に要約される。

郭会長は地域別にテレビ販売量目標を割り当てた後、実際の販売量を根拠に各地域の本部長と役員の実績を評価している。フォックスコン系列会社の社長は中国800万台、日本150万台などで割り当てられた年間テレビ販売目標を達成するため、経営目標以上に力を注いでいる。このため中国だけで100万人、世界120万人の鴻海の職員がテレビの販売に「総動員」される体制となっている。個人の目標を満たすために職員が家族や親せきに販売したシャープのテレビが山間僻地まで配達されているという。不動産開発会社にも安くシャープのテレビを供給している。
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【管理人 補足記事&コメント】
鴻海から発注者ブランドによる生産(OEM)方式で年800万台のテレビが供給されていたLeEcoは、昨年末に鴻海が供給中断を宣言したことで危機を迎えた。シャープテレビの躍進は経営者一人の指示で一斉に動く組織体系があったからこそ可能だったとし収益性を犠牲にして成功した販売拡大であるだけに持続可能かどうかは今後もう少し眺める必要があると指摘している。しかし、韓国企業が日本企業に価格と数で勝負したわけで、今度は鴻海に同じ事で仕返しされている状態と言える。

鴻海も多くの製造人員を中国本土に抱えているわけで、韓国企業と価格勝負となれば、社員の平均年収がサムスンよりは低い鴻海に分があるだろう。サムスンを抑え込めれば、鴻海の活躍の場は広がり、シャープを傘下に収めた価値が高まる。LCD(液晶表示装置)パネル競争も、今後さらに激化する事になる。



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[ 2017年05月25日 12:25 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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