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【韓国経済】コスピが連日高値、債券から株式への資金の移行目立つ

韓国総合株価指数(コスピ)が連日高値を更新し、株の取引は増加する一方で債権取引が減っている。
金融投資協会によると26日、今月に入って24日までの有価証券市場の一日平均取引は6兆173億ウォンを記録し、前月(4兆5988億ウォン)に比べると30.85%多い。コスピ市場の一日平均取引額が6兆ウォンを超えたのは2015年7月(6兆814億ウォン)以降、22ヵ月ぶりのこと。連日の史上最高額を更新しつづける高値のコスピを見て投資家が集まった結果であるという分析だ。他方、債券の一日平均取引高は昨年12月(16兆8094億ウォン)以来、5ヵ月ぶりの低値であることが集計でわかった。

専門家によると、世界的にリスク資産投資を好む傾向が強まり債券市場に向かっていた資金が、今度は株式市場へと移行するグレートローテーション(大転換)が始まっているという。ハナ金融投資のチョ・ヨンジュンリサーチセンター長は「これまで外国人が引っ張る上昇ピッチが続いたけれども、最近は証券会社などの機関投資家も株式投資に力を入れている。」と説明する。一方、同日のソウル有価証券市場でのコスピは前日より0.53%上昇した2355.30で取引を終え、5日連続での史上最高値を更新した。外国人投資家と機関投資家の同時買いが続き、初めて2350台を突破した。
http://japanese.donga.com/

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【管理人 補足記事&コメント】
外国人が韓国株を本格的に買い始めたのは2月後半からで、3月15日には、一日で4500億ウォンの買い越しとなった外国人の影響でKOSPIは2015年7月以来19カ月ぶりに2100を超えた。外国人はその後、3営業日を除いてほぼ毎日買い越しとなっている。外国人が保有する韓国株の時価総額も517兆ウォンと過去最高となった。外国人が韓国株を評価する理由は大きく3つある。

株価上昇の基本的な前提条件である企業の実績が改善しており、上場企業の当期純利益は昨年初めて100兆ウォンを超え、今年は120兆ウォン超が見込まれる。特に輸出が5カ月連続で増加し、外国人が好む大型株の見通しが明るくなった。にもかかわらずグローバル主要国に比べて株価が低評価され、実績に対する株価水準魅力が大きい事が掲げられる。海外メディアによると、上場企業の株価純資産倍率(PBR)は0.92倍と、米国(2.62倍)、英国(1.69倍)、日本(1.21倍)はもちろん、新興国のインド(2.52倍)、中国(1.39倍)より低い。

昨年末から続いた弾劾政局が一段落したことも外国人資金を引き込んだ要因に挙げられる。弾劾の結果に関係なく政治変数による不確実性が解消された点を評価した。新政権が景気浮揚に動くという期待もある。ただ、米国の利上げペースが速くなればドル高になる可能性もある。昨年12月に1ドル=1210ウォン台だった為替レートは最近1ドル=1150ウォン台と5%ほどウォン高ドル安となり、外国人資金の流入につながっている。

外国人は景気敏感業種の大型株をポートフォリオに集中的に組み入れている。3月に入ってサムスン電子(6623億ウォン)、LGエレクトロニクス(1775億ウォン)、LG化学(1246億ウォン)、現代車(1474億ウォン)、SKイノベーション(1978億ウォン)などを主に購入した。外国人の主導が続けば当分は輸出大型株中心の市況が続くしかない。

韓国経済低迷と裏腹に、サムスンなど元気が良い企業と新政権下の期待にあるのだろう。こういう状態は怖い。なぜなら急激な上昇の次は急激な低下が来る。すでに技術限界点の大手企業である。投資ははその上昇と言うより、上昇させて下降する直前まで投資するわけで、実力値が2000あたりと考えれば、すでに限界ではと思うが…。次に来るのは急激な下落か…。問題はその時期となる。今年後半あたりではないか…。




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[ 2017年05月27日 10:44 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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