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フォルクスワーゲンの排出ガス不正、一般市民への賠償責任無し

「排出ガス不正」で議論を呼んだフォルクスワーゲングループの韓国法人に環境汚染の責任を問うことはできないという判決が下された。フォルクスワーゲン車両のオーナーではない一般市民が「韓国国内で運行したフォルクスワーゲンの車両が環境を汚染させ健康権が侵害された」として出した慰謝料訴訟でだ。 ソウル中央地裁は12日、市民団体の庶民民生対策委員会と市民ら45人がアウディ・フォルクスワーゲン・コリア(AVK)を相手取り起こした訴訟で原告敗訴の判決を下した。

庶民民生委員会などは2015年11月に「認証試験より10~40倍多くの大気汚染物質を排出する車両を販売し、憲法に保障された国民健康権を侵害された。フォルクスワーゲンは1人当たり30万ウォンずつ、総額1350万ウォンの慰謝料を支払え」という訴訟を起こした。排出ガス不正車両が運行され精神的衝撃を受け、今後の疾病発生に対する不安と恐怖が生まれたという主張だった。彼らは車両オーナーではない一般市民だ。車両を買った人でも、乗った人でもないが、「フォルクスワーゲンが汚染させた空気を吸った市民」として訴訟を起こした。

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裁判所は「フォルクスワーゲンが他の車に比べ命と健康に影響を及ぼすほど多くの汚染物質を排出したとみることはできない」として市民の主張を退けた。フォルクスワーゲンの車両が特に過度な大気汚染を誘発したものではないため該当車両を販売した会社が責任を負うべきかどうかは判断する必要はないということだ。 裁判所は「化石燃料を燃焼するエンジンを使う自動車では一定量の大気汚染物質が出るほかなく、単純にAVKが輸入して販売したディーゼル車両から大気汚染物質が出て環境汚染が発生するということだけで違法行為にはならない」と判断した。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
昨年6月に、世界規模に発展したディーゼル車の排出ガス不正問題で信頼回復に向け対応に追われるフォルクスワーゲン(VW)が、今度は韓国でデータ改ざん疑惑が報じられた。政府筋からの情報では、VW韓国法人は排出ガスと騒音レベルに関する37件の試験成績書を改ざんして韓国国立環境研究院(NIER)に提出していたと、金融情報サービス『Bloomberg』が報じた。データ改ざんは26車種に及び、その中には同社の「ゴルフ」やVWグループのアウディ「RS7」が含まれるという。

この問題は、韓国検察当局がソウルのVW韓国法人を5月に家宅捜索したことから発覚したという。『Bloomberg』によると、VW韓国の広報担当は、同社はこの件の調査に応じると述べたものの、それ以上のコメントは拒んだという。ソウル中央地検は今週からVWの関係者に出頭を求め事情を聞く方針だとした。一方で、韓国車の排ガス検査では良い結果とならなかったのではないか…。日産も排ガス規制問題で販売停止となったわけで、韓国での検査はあてにならない。世界企業が韓国から撤退する理由の一つだが、韓国と言う国は世界において信用がないのは事実。

2015年9月に発覚した不正問題の解決に向け、VWはある程度だが前進しているとはいえ、それでも世界販売台数がトヨタを抜いて一位となったわけで、これらの問題をいつ計上するのだろうか…。フォルクスワーゲン(VW)の販売台数は1031万2400台で、VWは得意とする中国で小型車を対象とした減税の追い風を受け、年間では初の世界首位に立ったが…。




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[ 2017年06月07日 12:35 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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