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【韓国経済】ソウルの大病院 外国人誘致目指し専用メニュー開発実施

ソウルの大病院が近ごろ、外国人患者を増やすため専用メニューの開発に力を入れている。江東慶熙大病院は、ロシア人のために開発したメニューをロシア人患者のインバウンド企業に紹介する展示会を9日に開く。ロシアで韓国への医療ツーリズムの人気が高まっていることを受けたものだ。同病院ではロシア人向けの流動食や手術後の回復食、糖尿病食など各種とりそろえている。

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、ロシア人が医療サービスを受けるために訪問する国の1位はドイツで、次いでイスラエル、韓国の順となっている。2015年には約2万人のロシア人が医療目的で来韓した。サムスンソウル病院は、より幅広い文化圏の患者のためのメニューを用意している。洋食、ロシア食、イスラム食、タイ食、モンゴル食と大きく分けて5種類あり、栄養士が患者のもとを訪れ、好みを聞いた上で提供するという。イスラム教徒が日の出から日没まで断食するラマダンの期間には、希望者に夜の食事量を1.5~2倍に増やすサービスも行っている。

ソウル大病院は洋食とイスラム教の戒律に沿ったハラル食を提供する。特にハラル食はスープ14種類、前菜6種類、メイン料理36種類、サラダ18種類、ライス8種類を取りそろえ、多彩なメニューの中から毎食選択できるようにしている。栄養士が定期的に外国料理店に足を運び、新メニューのアイデアを得ているという。

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このほか、ソウル峨山病院、セブランス病院、ソウル聖母病院もそれぞれ独自メニューを準備し、外国人患者の満足度調査を基に改善に努めている。(朝鮮日報)

【管理人 補足記事&コメント】
医療分野の海外進出と外国人患者誘致の支援に関する5カ年(2017~21年)の総合計画を昨年発表している。アジアは割安な診療費と高度な医療サービスで世界の医療ツーリズムの新たな中心地に成長しようとしており、日本や中国は産業育成に意欲的だ。その中で韓国政府も韓国の医療サービスを世界に広め、国際競争力の引き上げを図るとしている。総合計画では2021年までに韓国の211の医療機関を海外に進出させ、外国人患者80万人を誘致するという目標を掲げている。重点戦略として、①韓国医療のパッケージ進出の拡散、②医療・観光・ITの融合を通じた外国人患者誘致の活性化、③地域に特化した戦略、④グローバルな力の強化、⑤韓国医療ブランドの世界でのステータス向上と五つの項目に取り組む。

韓国の医療サービスの利用が多い中国と中東、ロシアの患者向けにそれぞれ別の戦略を講じる。中国については医療特区への進出支援、医療と韓流コンテンツの組み合わせを強化し、中東には韓国の病院モデルの進出を増やし、中東からの患者の韓国滞在環境も整備する。さらに、医療通訳の養成と検定試験の実施も含まれる。日本の真似をしたところで、院内感染でひろまった悲劇から対応策は講じていないわけで、形だけ実施しても無理である。そもそもサービス面が弱い韓国である。




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[ 2017年06月09日 11:01 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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