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【韓国経済】韓米の金利逆転の可能性…韓国銀行、資本流出に注視

中央日報は、「経済が好況となり物価上昇圧力が強く、やむを得ず基準金利を上げるほかない状況ならば喜んで上げたい」とし、最近ある金融通貨委員会委員は通貨政策方向について尋ねるとこうした希望事項を提示したと報じた。それだけ楽観的なシナリオが現実化するのは容易でないという見方が含まれている。それでも韓国銀行が金利引き上げに出るならば複合的理由が作用した結果とみるべきだ。

まず資本流出の懸念だ。米連邦準備制度理事会(FRB)が予告した通り今年3回基準金利を引き上げるならば韓国と米国の基準金利が逆転する。延世(ヨンセ)大学経済学部のキム・ジョンシク教授は、「物価上昇や不動産価格上昇はミクロ的な手段で調整できるが、資本流出が起きるなら韓国銀行が基準金利引き上げに出るほかない」と指摘した。

米国の6月の基準金利引き上げは既定事実と受け止められている。13~14日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)会議を控えた11日、シカゴ商品取引所(CME)は金利引き上げの可能性を99.6%と予想した。ウォール・ストリート・ジャーナルの最近のアンケート調査でも6月に基準金利を引き上げるだろうという見通しが93.2%に達した。




FRBが金利を上げれば今年に入って2回目、金融危機以降で4回目だ。予想通りに引き上げが決まれば米国の基準金利は1.0~1.25%で金利上端が韓国の基準金利1.25%と同じになる。 専門家らは6月に続き9月にもFRBが基準金利を0.25%上げる可能性が大きいと予想する。こうなると米国の基準金利が1.25~1.50%で韓国の1.25%より高まる。 ここに北朝鮮の核と高高度防衛ミサイル(THAAD)配備関連の対立のような地政学的リスクまで重なればウォンが下がることになり、ややもすると小さな金利差でも資本流出が加速化する恐れがある。

【管理人 補足記事&コメント】
今年3月に、 「米国が金利を上げたからといって韓国銀行が基準金利を機械的に上げはしない」 と、通貨金融対策班会議を終えて出てきた韓国銀行の張炳和副総裁は記者にこのように話している。張副総裁は「主要20カ国(G20)財務長官・中央銀行総裁会議」参加のために海外出張に発った李柱烈韓銀総裁に代わって会議を主宰した。張副総裁の発言は1カ月前に李総裁が国会でした話と同じだ。昨年6月以来8カ月で年1.25%に凍結した基準金利に今すぐ手を加えはしないという既存の立場を再確認した。

だが韓国の専門家は、今年の下半期には米国基準金利が韓国基準金利より高くなる可能性があり、そうなると外国人投資資金流出の問題が大きくなるかもしれないし、先制的に韓銀が金利を引上げことが必要だ明言している。一方で大学経済学部教授は、低金利によって非正常的に価格が上がった商品と資産の価値が下落する過程が世界的に現れる。その上、成長・消費など韓国経済の指標は継続して悪化しているだけに韓銀は基準金利を上げてはいけないと指摘する。

交錯した主張の間でも一致する部分はただ1つある。「年末の金利調整が避けられない」という事だ。現在の韓国経済状況を見ると基準金利引上げ要因(米国金利引上げ、資金流出の懸念、1344兆ウォン(約134兆6688億円)の家計負債調整の必要性)と引下げ要因(成長率の鈍化、失業率の上昇、消費冷却)が残っているわけで、結局、選択の問題となる。金利政策がかえって市場の不安を育てる可能性があるだけに韓銀がためらうばかりでいては駄目だろう。結局はアメリカ金利と自国政策金利は両方を加味した値とするしか方法はないのではと思うが…。



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[ 2017年06月13日 11:25 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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