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【韓国経済】韓国経済にまた打撃、現代と起亜自動車の24万台リコール

2017年6月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国土交通部は同日、自動車大手の現代自動車と子会社の起亜自動車の計12車種、約24万台のリコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。環球時報(電子版)が伝えた。

同部は3月と4月、「安全運行に支障をきたす恐れがある」として、2社の製品について計5件の不具合を指摘。リコールを実施するよう勧告していた。しかし、2社は「運行に問題を起こす欠陥ではない。無償修理で対応が可能だ」として異議を申し立てていた。しかし、同部は先月の聴き取り調査を経て、今回強制的なリコール実施に踏み切った。

問題となっているのは、起亜自動車が生産する中型SUVキア・ソレントなど5車種。エンジンのパイプに問題があり、燃料漏れを起こすと発火する可能性があるという。さらに、現代の小型セダン、ヒュンダイ・エラントラなど2車種も真空パイプに問題があり、エンジンがかからなくなる恐れがあるという。



【管理人 補足記事&コメント】
一方で、現代・起亜自動車が中国市場で2カ月連続で低調な販売実績を出した。中国での販売量は3月に続き、先月もほぼ半分に低下したものと推算される。中国進出15年ぶりに迎えた最大の危機と言える。現代自動車は2日、今年4月の国内外での販売量が前年同月より11.7%減った36万4225台だったと明らかにした。新車発売の効果で、国内販売が1.5%増えたが、海外での販売は13.9%も減少した。現代自動車は地域別の販売現況が集計されていないとの理由で、数値を公開しなかったが、中国での販売量は前月同様激減したという。起亜自動車の海外販売も前年同期より13.9%減少した。やはり「中国ショック」が大きかった。

THAAD(高高度防衛ミサイル)局面に伴う短期的な悪材料であり、時間が解決する問題という観点と、長期化の可能性を念頭に置いて対応策を講じなければならないという異なる見方が存在するが、過去に尖閣諸島(中国名・釣魚島)事態で大きな打撃を受けたトヨタは当時失ったシェアを回復するまで2年近くかかっている。 現代・起亜自動車がトヨタと同じ道を辿るかどうかはまだ不透明だ。領土紛争中の尖閣諸島をめぐる日中の対立が起きていた当時は、トヨタに対する不買運動が1年以上も続き、販売量も5四半期連続で減少した。THAAD問題もまた、政治外交問題ではじまり、反韓感情に拡大して、制御できない状況で展開されており、結末を予測するのは難しい。

だが問題は、中国自動車市場の環境変化とますます曖昧になっている現代・起亜自動車の位置にある。合弁生産を通じて急成長した中国の地元メーカーは、費用対効果を前面に掲げ、現代・起亜自動車を猛烈に追い上げている。THAADは泣きっ面に蜂と言える。トヨタは2年ぶりに実績を挽回したが、現代・起亜自動車では、価格と品質、技術競争で遅れを取り、さらには品質低下は尋常ではない。一時、トヨタも品質低下問題で品質保証人員を増加しているが、まだ完全とは言えない。日本企業は社長直下の品質保証部から事業部制への転換時に、品質保証部隊を事業部にばらまいたツケから脱するのに、未だもがいている。

だが日本企業にはもともと品質保証を含めた様々な手法があるわけで、何とか教育訓練でしのいでおり、ノウハウ蓄積につとめているのが現状だ。一方の韓国自動車企業は、今回のTHAAD事態に関わらず、現代・起亜自動車の中国でのシェアは下落している。現代自動車の中国でのシェアは2013年6.8%をピークに毎年減少し、昨年は5.1%に下がった。今年の下落は尋常ではない。何かが現代自に起きているという事だろう。



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[ 2017年06月13日 11:43 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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