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サムスン電子、平沢半導体工場が今月稼働

サムスン電子が16兆ウォン(約1兆5700億円)を投資し、京畿道平沢市に建設した世界最大規模の半導体工場が今月末にも本格稼働する。敷地面積は289万平方メートルで、従業員数千人を含め、15万人の直接・間接の雇用創出効果をもたらすとみられる。

サムスン電子は平沢工場の試験稼働を終え、今月末から最新製品である64段3D NAND型フラッシュメモリーを量産する。同社関係者は「今年末まで64段3D NAND型フラッシュメモリーの生産量をNAND型フラッシュメモリー全体の50%以上に拡大する。工場稼働に際し、竣工式は行わない予定だ」と説明した。

3D NAND型フラッシュメモリーは、半導体に情報を記憶するセルを垂直に積み上げ、小さい面積で多くの情報を記憶できることが特徴。IT機器が小型化する中、スマートフォン、パソコン、サーバーなどの記憶装置として最近需要が増えている。次世代の96段3D NAND型フラッシュメモリーも年末に完成を目標に開発を進めている。
http://www.chosunonline.com/




【管理人 補足記事&コメント】
韓国・ChosunBizによると、サムスン電子が京畿道平沢市に建設中の世界最大規模の半導体生産団地に技術者を大規模に派遣し、昨年12月から本格的に工場の立ち上げ作業に入った。サムスン電子平沢工場は、1次投資額だけで過去最大の15兆6000億ウォン(約1兆5100億円)を投入した大規模な半導体団地となる。総敷地面積289万平方メートルに4つの生産ラインと寮を含む各種施設が建設される。中長期的には全体の投資額が100兆ウォン(約9兆6900億円)に達するとみられている。

平沢工場が稼働すれば世界最大の半導体工場となる。平沢工場の稼働計画は、来年の第1四半期にウェハー(半導体素子を製造するシリコン製の薄板)投入を開始し、第2四半期に3D NAND型(内部構造を立体的したNAND型半導体素子)製品を出荷する。これにより、工場稼働が当初計画より少なくとも6カ月以上前倒しされることになる。 半導体市場で最もよく売れるのがNANDだ。保存装置ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)需要が急増しているからだ。クラウドやビッグデータ、モノのインターネット(IoT)が広がってサーバーに入るSSD容量は年々急増している。

このため、現在はNAND需要(容量基準)がDRAMより7倍多いが、2025年には30倍以上に増えるだろうと予想されている。 問題は市場参入企業が増えている事にある。サムスン電子・SKハイニックス・東芝・マイクロンなど4社が寡占している市場に昨年第3四半期にインテルが入ってきた。「半導体崛起」を宣言した中国も来年末の量産を目指して3次元NAND工場を作っている。彼らが商売を始めれば価格競争となる。 サムスン電子は当初、平沢半導体ラインの稼動目標を2018年に見た。ところが、モバイルとモノのインターネット(IoT)を中心に成長する半導体需要に対応しつつ、政府の経済革新3カ年計画の一環である地域経済の活性化政策に応えるために、投資時期を前倒しした。

既に大量生産で半導体過剰在庫となるわけで、それを補うのが自社低価格スマホとなる。わずかな利益でも在庫を増やすよりは、原価割れしないギリギリでも売りさばき、スマホは数量シェア確保に利用し、半導体価格の低下で、利益を得ることになる。問題はそこに競合企業が参入した場合、サムスンはリスク回避できなければ一気に負債を増やすことになる。それを防ぐための設備投資であるから、サムスンも必至である。



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[ 2017年06月16日 10:01 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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