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日本人の消費の変化を見れば、爆買い終了後の中国人の消費が見えてくる

中国人旅行客の爆買いが話題になってからすでに数年が経過し、日本ではもう爆買いは減りつつあると言われる。これは中国人の消費がいかに速く変化しているかを示す事例と言えるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、現在の中国における消費の変化を日本の過去の事例から読み解く記事を掲載した。

消費の拡大や変化がどの分野でどのように生じているかを把握することは、中国経済の先行きを読み解く鍵となるが、記事は「消費の拡大の本質は価格ではなく、消費者の概念にある」とし、中国の目まぐるしい経済発展のなかで、中国人の消費の概念も変化していることを理解する必要があるとした。

さらに、日本がたどってきた消費概念の変化は、中国での事業展開の面で良いサンプルになると指摘。日本の高度経済成長期は中国の経済成長と酷似しており、西洋の文化と消費概念がなだれ込み、日本人消費者の概念を一変させたものの、その後は西洋文化への盲目的な追随に対する反省が生じ、淘汰を経て一部が土着した過程は現在の中国でも生じていると指摘。




さらに、中国で過去に一世を風靡した外資ブランドの絶頂期はすでに過ぎ去っているとし、中国で事業を展開している米国の複数のファーストフードチェーンの勢いはもう見られないと指摘した。 ではこれから中国で台頭してくるであろう企業や消費概念は何かと言えば、中国において「日本のブランド」として認知され、成功している「無印良品」と「ダイソー」を例に取り、「消費者の需要を掘り起こし続け、成功している企業」だと指摘。

経済成長によって中国には多くの企業が進出し、当初はただ目新しい物に踊らされていた消費者が、物の価値を見定め、自分の必要とする物に対してだけお金を払うように「消費の概念」が変化しつつあると指摘。このような変化に対応できるのは、「無印良品」と「ダイソー」のような消費者の需要を掘り起こし続ける企業であると論じた。
http://news.searchina.net/

【管理人 補足記事&コメント】
2016年の約2404万人のうち637万人でおよそ27%、インバウンド消費額3兆7476億円のうち1兆4755億円でおよそ39%を占めているのが訪日中国人となる。「インバウンド」という単語を聞けば、「インバウンド=中国人=爆買い」という方程式が頭に思い浮かぶほど、日本のインバウンド市場に大きなインパクトのある最重要顧客となっている。「爆買いは終わった」とメディアで喧伝されたのは記憶に新しいが、訪日中国人1人あたりの消費額が減った一方で、旅行者数は順調に増加しています。その結果、1人あたり消費額×旅行者数]で求められる訪日中国人の総消費額については、「爆買い」が話題となった2014年の3倍以上の市場規模となっている。

訪日中国人の円ベースでの1人あたり消費額が下がったのは事実ですが、これは円高基調の影響を受けたもので、ひるがえって現地通貨(中国人民元)ベースでは、むしろ消費額は上昇しており、購買意欲は高いままであることがわかる。6ヶ月ごとの品目別の平均消費額を見てみると、高額商品、日用品では大きな違いがあることが見て取れる。高額商品類の消費額は減少しているものの、日用品類はむしろ増加傾向にあり、今なお爆買いが続いている。
その背景には
 ・日本製の化粧品や医薬品が高品質だと中国国内で周知されている
 ・日用品類は高額商品類と比較して小額であるため、円高による割高感が少ない
 ・持ち込み商品にかかる関税税率も高額商品類より低率である
などがある。

2016年は、大手百貨店や家電量販店の免税売上高が軒並み前期割れを起こしたことで「爆買いは終わった」と世間を賑わせた年だったが、日用品類などの小額商品の爆買いは続いていること、そしてインバウンド消費全体の1/3を占める訪日中国人の消費パワーを考えれば、いまだ訪日中国人市場はインバウンドにおいて最重要市場であると言える。



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[ 2017年06月19日 12:32 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
消費が成熟してくると、モノからコトに変わっていきますよね。
数字として表には出てこない体験型のコト消費は、まだまだ金額的なボリュームは小さいかも知れませんが、伸び率は最も高いのではないかと思われます。
[ 2017/06/21 06:29 ] [ 編集 ]
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