韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  サムスン電子、1.5兆円投資しても祝典はなし

サムスン電子、1.5兆円投資しても祝典はなし

サムスン電子が15兆ウォン(約1兆5千億円)を投じた世界最大規模の半導体生産ラインを完工し“盛大な”祝典は行わずに稼動に入った。サムスン電子は、好況をむかえた半導体・ディスプレイ分野に今後37兆ウォン(約3兆7千億円、平沢ライン1次投資分15兆6000億ウォンを含む)以上を投資すると明らかにした。だが、証券街では期待外れの投資という分析も出ている。

サムスン電子は4日、京畿道平沢(ピョンテク)半導体団地で製品出荷式を開き、最先端3次元V-NANDフラッシュメモリーの量産を始めたと明らかにした。平沢高徳(コドク)産業団地で2015年5月に着工したサムスン半導体団地は、敷地面積が289万平方メートルでサッカー場約400個の大きさだ。この日出荷式を行った生産ラインP1は、単一ラインとしては世界最大規模だとサムスン電子は明らかにした。NANDフラッシュメモリーは電力供給がない状態でもメモリーにデータが保存される半導体だ。

出荷式はサムスン電子のクォン・オヒョン副会長とキム・ギナム半導体総括社長など役職員100人あまりだけが参加して“質素に”行われた。2年前の起工式では「未来を植える」というスローガンを掲げ、朴槿恵(パク・クネ)前大統領、ナム・ギョンピル京畿道知事など600人あまりが参加する大規模行事を行った。半導体のスーパー好況で、今年第2四半期には史上最大の実績が予想されるが、イ・ジェヨン副会長が拘束され裁判を受けている状況で盛大な祝典を行える雰囲気ではないとサムスン電子側は判断した。




投資計画も発表された。サムスン電子は、平沢1ラインの増設にすぐに取りかかり、2021年までに14兆4000億ウォン(約1.4兆円)を追加投資すると明らかにした。京畿道華城(ファソン)事業場にも6兆ウォン(約6千億円)を投資して新規ラインを確保する計画だ。中国西安の半導体ラインも“規模の経済”を確保するために追加建設を検討中だ。サムスン電子は「(好調な)市場状況を勘案して積極的な投資を推進し、生産能力を拡大してグローバル顧客の半導体需要拡大に積極的に対応する計画」と明らかにした。

サムスン電子のイ・ジェヨン副会長が2月に拘束された後、サムスン電子が初めて明らかにした大規模投資計画だ。サムスン電子は、今回の投資による2021年までの生産誘発効果を163兆ウォン(16.3兆円)、雇用誘発効果44万人と予想した。サムスンディスプレイも2018年までに約1兆ウォン(1千億円)を投じて忠清南道牙山(アサン)湯井(タンジョン)に有機発光ダイオード(OLED)新規団地インフラ建設を検討中と明らかにした。
http://japan.hani.co.kr/

【管理人 補足記事&コメント】
日本経済新聞は、韓国サムスン電子は4日、韓国国内の半導体工場に約2兆円を投資すると報じている。スマートフォン(スマホ)などで画像や文書を記憶するNAND型フラッシュメモリーの最新工場に2021年までに約1兆4千億円を投じ、別の韓国工場にも6千億円を投資する。有機ELパネル工場の新棟建設のため、約1千億円で敷地を確保する構想も明かしたとした。一方で、最先端の半導体メモリーを手掛ける中国の工場に約1兆円を投資し、2019年をメドに同工場の生産能力を現在の2倍に引き上げる。東芝がメモリー子会社の売却に手間取るなか、中国を韓国と並ぶ最先端品の量産拠点に育てシェア首位を固めるとしている。

フラッシュメモリーはスマホ用の大容量化に加えデータセンター向けの引き合いが強く、指標品の大口価格は1個3ドル弱と1年前に比べ5割以上高い。東芝メモリに多数の企業が買収を持ち掛けるのも足元の高価格に加え、中期的な市場の伸びを見込んでいるためだ。韓国では「東芝が揺らぐ今が攻勢をかける好機」(証券アナリスト)との声も聞かれる。サムスンはDRAMや液晶パネルでも日本勢の投資が滞った時期に大型投資を重ねてシェアを引き上げたが、トータルすれば莫大な投資資金となる。半導体に投資すべきであったのか、他の新産業に投資するべきであったのかは疑問が残るが…。 特許や設備で利益を得られないサムスンにとっては数量拡大で利益を得るしかないのも事実。莫大な投資金額を取り戻すのはいつ頃になるのだろうか…。



最新コメント
関連記事

ブログパーツ
[ 2017年07月05日 10:45 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL