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薄日が差し始めた韓国経済 くすぶる「5つのリスク」

2016年から2017年初にかけては、韓国にとって波乱の時期でした。経済的には韓進(ハンジン)海運の破綻、サムスン「Galaxy Note 7」の出荷停止などが、政治的には朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾に至った大スキャンダルが生じるなど、悪材料が重なりました。そのため、年初まで強い先行き不透明感がありましたが、今年に入り明るさが広がり始めています。それは成長の加速です。

2016年の韓国の実質GDP成長率は前年比2.8%と、2000年代平均の4.4%を下回る低成長になりました。しかし、今年1-3月期のGDPは前期比1.1%(年率換算で4.6%台)と、昨年10-12月の同0.5%を大幅に上回りました。輸出の回復が進展するとともに、建設投資の増勢が再び強まったためです。ただ、市場の予想を上回る結果になったとはいえ、先行きはまだ楽観視できません。

1つは、米国のトランプ政権が「米国第一主義」を強めるリスクです。米国の通商政策の全体像はまだ見えませんが、米国にとって7番目の貿易赤字相手国である韓国に対して、不均衡是正圧力をかけてくるのは間違いない。自国の貿易赤字に不満を持つトランプ氏は、選挙期間中から米韓FTAを「米国の雇用を殺す協定だ」と強く批判してきました。また、NAFTAが見直されれば、ポスコや起亜自動車など韓国企業のメキシコ事業が打撃を受けます。




もう1つは、THAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)配備決定に対する中国の経済報復リスク。これはすでに顕在化しています。昨年から、中国国内での韓国ドラマ、映画、コンサートの上映・開催中止、化粧品・食品などの通関不許可、ビザ取得のハードル引き上げなどが行われました。チャイナショックとして、3つの影響が指摘できます。第一に、中国政府が新常態を目指すことにより、中国の経済成長率が低下した影響です。資源需要の減少と価格急落で資源国を中心に世界経済が減速した上、海運不況が生じたことにより、海運と造船業界がダメージを受けました。

第二に、中国における過剰生産の影響。安価な中国製鉄鋼製品が海外市場へ流入した結果、市況が悪化しました。そして第三に、中国企業の台頭です。技術面での急速なキャッチアップと国産化政策などを通じて、韓国企業の製品が中国市場で苦戦するようになりました。韓国の中間財の輸出が鈍化し、韓国製スマートフォンのシェアが低下しました。
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【管理人 補足記事&コメント】
住宅融資規制の緩和と金利の低下で住宅投資が増加した事で、家計債務が増大した。中小企業・低中所得層のノンバンクからの借り入れが急増しているわけで、生活苦に陥った国民が、生活費のために借り入れを行う動きが加速している。米国の利上げで中央銀行が資金流出を抑制する目的で利上げすれば、金利が上昇し債務の返済負担が増加し、消費がマイナスとなる。内需活性化となる雇用促進は、中小企業の仕事が増えない限り無理となる。

記事にある様に、公共部門を中心にした81万人の雇用創出、格差是正のための非正規職の正規職への転換と最低賃金の引き上げ、高齢者向けの基礎年金の増額、育児手当、若年層向け住宅供給などを掲げても、結果造増税するしかないわけで、自国民の負債が大きい中で難しい。 本来、内需を活性化させるための中小企業改革として、受注を増やすのに何を実施するのかが見えない限りは無理となる…。語学堪能な人材が豊富ならば営業を増やし、340万社と多すぎる中小企業をまとめて、企業体力を持たせ、営業職を教育しつつ、中小企業の設置し、改革しつつ他国からも受注するようにしなければ無理である。まして中小企業の40%が赤字では困りごとである。



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[ 2017年07月05日 11:49 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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