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日本の賃金はなぜ上がらないのか

日本経済は数多くの経済学者に驚きの対象であり、悩み事だ。驚きの対象である理由は最近、日本を訪問した誰もが感じているように、長期不況の泥沼から見事に抜け出したためだ。

2011年日本経済成長率は-0.1%だったが、2012年1.5%、そして2013年2.0%まで回復した。2014年、消費税の引き上げに踏み切って以降しばらくの間停滞したが、2017年第1四半期に1.3%成長して再び上昇傾向が見えている。それだけでなく、2017年4月の失業率が2.8%まで落ち、東京基準に求職者一人当たりフルタイムの雇用が2.07に達するほど、求人難が深刻な状況だ。

このような状況だが、なぜ経済学者が頭を抱えているのだろうか。経済で最も重要な指標が成長率なら、2番目に重要な指標が物価だ。2016年日本の消費者物価は前年に比べむしろ0.1%下落した。景気環境が良いのに物価が上がらない理由は、賃金が全く上がっていないためだ。2008年を100に仮定すると、2017年4月の日本の賃金は95水準に過ぎない。





景気が好況なのに賃金が下落した理由は何だろうか。高齢化にともなうパートタイム労働者の割合が増加したのが大きな影響を及ぼしたと考えられるが、主な原因は労働生産性が改善されていないことにある。労働生産性とは、国内総生産を勤労時間に分けて計算したもので、経済の効率を測定したものだ。

例えば、1万人の労働者が働く工場で年間100万台の自動車を生産し、その翌年に110万台を生産したとすれば労働生産性が10%増えたと言える。同じ労働力でより多くの自動車を生産したため、自動車の生産コストが減って企業の収益性の増加につながったわけだ。労働生産性の向上のおかげで競争力が強化された企業であるほど、労働者の賃金をさらに増やして生産性の向上を促す可能性が高いだろう。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
失業率が2%台まで低下し、有効求人倍率に至ってはバブル期に記録されたピークを上回る人手不足で、「本当に賃金は上がっていないのか」という疑問である。賃金に関する基本統計である「毎月勤労統計」(厚生労働省調べ)の所定内給与を見ると、いまだに前年比ゼロ近傍に止まっており、これを見る限り、確かに人手不足でも賃金は上がっていない事になる。しかし、リクルート・ジョブズ社調べの「アルバイト・パート募集時平均時給」を見ると、パートやアルバイトの時給は着実に上昇しており、前年比は2%台半ばに達している。CPIの上昇率がほぼゼロであることを考えると、実質賃金で見ても比較的順調な上昇と言える。

賃金の現状は、パートやアルバイトの時給は人手不足を背景に着実に上昇している一方、雇用者の大部分を占める正社員の給料が上がっていないため、全体としての賃金は上がっていないという事になる。1つには非正規雇用の比率の上昇がある。非正規だけでなく、正規雇用でも(僅かにせよ)賃金が上がっていても、非正規雇用の賃金の水準は正規に比べ大幅に低いため、その構成比が高まると平均賃金は下がってしまう。さらに平均労働時間が短くなっていることである。時給ベースで計上される米国の雇用統計と違って、日本の「毎月勤労統計」では雇用者1人当たりの賃金が計上される。このため、労働時間が短くなると平均賃金は低下するのだ。実際には、非正規雇用で短時間労働者が増えている影響が大きい。

いずれにしても70%の中小企業雇用率であるから、単純には上記の問題を含めて、賃金は上がりにくいわけで、9割近い中小企業雇用の韓国ならばよくわかるのではないか…。今頃中央日報がこのような記事を掲載するのも不思議だが…。



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[ 2017年07月10日 18:47 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(2)
定年退職後の再就職
 経済学者の高橋洋一氏と、 大
前研一氏とか小林信夫氏の見解
の相違が思い浮かびますね。

 片や、 日本経済は盤石、 失業
率が低いのが何よりの証拠、アベ
ノミクスは効果があった。 と主張。

 此方、 ハイパーインフレに備えよう、
アベノミクスは大失敗、出口戦略が必
要だ。 と主張。 雇用率は高いけ
んど、 それは非正規雇用を含め
た数値だし、フルタイムじゃなくても
、 週に数時間の非正規就労でも
分類上では失業にならない。

 さぁて、 どっちが正解なのか
、 ワテクシは馬鹿やから分かんない
けと、リフレ派の主張通りで在って
欲しいモンだと思います。

 実際、 日銀を含めた日本トータル
のB/Sって、実際どうなんでしょ
うか?

 高橋氏も、 大前氏、 池田氏も
、 zakzakやらJBpressにコラムを持
っていたり、 しょっちゅう登場
するワケっすから、 対談とかして
直接対決して欲しいモンだと常々
考えてたりします。

 はたして大前、 池田は、 財務
省のお先棒を担いでるのか、 高
橋洋一氏の主張が楽観論過ぎる
のか?

 ワテクシは馬鹿やから、 高橋氏の
主張通りで在って欲しいと..

 高橋氏が譜代門閥に対抗した
田沼意次のような存在にも見え
るワケなんすけどね、 さて。

[ 2017/07/10 23:13 ] [ 編集 ]
2000年以降
初任給は2000年頃から伸びが小さくなった。
これは消費者物価のフラット化に同期している。
(海外生産活用が貢献している)
日本人の平均寿命は2000年以降右肩上がりで伸びている。
2000年という年は、高齢雇用が努力義務化された年でもある。

日本経済を支えているのは、一握りの優秀な発明者と、
匠ワザの技能者と、雇用更新後、産業を支える高齢者と、
男職場に進出する度胸のある女性と、
足りない若年労働を補充する外国人労働者。

こういうことだから、平均賃金は上らない。

日本は割と敏捷に産業構造が変化する。
日本でそろそろ過剰なもの

旅行産業
歯科医院
大学
介護施設
[ 2017/07/10 23:55 ] [ 編集 ]
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