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販売不振にストの予兆、韓国自動車業界の不透明感

京畿道竜仁市にある現代自動車グループ人材開発院麻北キャンパスでは今月10日、「現代自動車役員能力向上プログラム」が開講された。講演を行った証券会社のアナリストは、下落曲線を描く国内の自動車販売台数、輸出台数などの指標を示しながら、「変わらなければ、現代自グループも一瞬で崩壊しかねない」と警告し、役員らは厳しい表情を浮かべた。現代・起亜自動車は最近のムードが最悪だ。内需低迷に中国による終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題での報復が重なり、今年上半期の販売台数は前年同期を現代自が8.2%、起亜自が9.4%下回り、不振脱出の兆しはなかなか見えない。

そうした危機感は他の自動車メーカーも同じだ。韓国自動車業界は輸出・内需の低迷に加え、強硬な労組による夏の闘争も重なり、まさに「三重苦」に陥った。今年上半期の自動車輸出は過去8年で最低となり、生産台数も7年ぶりの低水準にとどまっている。韓国自動車産業協会がまとめた今年上半期の国産車輸出台数は132万4710台で、2010年以降では最低だった。特に現代・起亜自は中国市場で40%を超える販売減となった。韓国自動車業界の今年上半期の国内販売台数は前年同期比4%減の78万5297台だった。




2014年以降の伸びが止まり、減少に転じた。輸出と内需が不振になると、自然と生産量も減少した。今年上半期の国内での自動車生産台数は216万2548台で、上半期としては11年以降で最も少なかった。労使関係も順調ではない。現代自労組は11日、代議員大会を開き、争議発生を決議。13-14日に全組合員を対象にスト権確立に向けた投票を実施する。韓国GM労組も今月6-7日に68.4%の賛成でスト権を確立した。起亜自労組は今月3日、争議調停申請を提出した。

自動車産業が危機を迎えたのは、現代・起亜自を中心とする韓国の自動車産業の競争力が劣るためだとの分析が聞かれる。これまで量的成長に執着するあまり、質的競争力を高めることをおろそかにしたとの指摘だ。
http://www.chosunonline.com/

【管理人 補足記事&コメント】
産業研究院は最近のリポートで、「単純なTHAAD問題というよりも、競争力の低下が原因だ」とし、「中国の消費者による冷遇はブランドイメージで日本車に押されたことに加え、中国の国産車の品質と安全性が急速に向上したためだ」と分析した。現代・起亜自は鄭夢九会長が「品質経営」を叫んでいるが、今年に入り国内外でリコールが相次ぎ、品質をめぐる論争が絶えない。先月にはジェネシス、エクウス、ソナタなど12車種、23万8321台に対し、国内で初めて強制リコールが実施された。

米国市場でも販売が減少。中央日報によると、5月の米国市場で現代・起亜車は11万8518台を販売したが、これは前年同期より11.5%減少した数値だった。現代・起亜車の合算シェアも前年同期より0.9%ポイント下落し、7.8%になった。現代、起亜の不振は、中国市場の販売台数減が大きく響いた。両社の中国での4月の販売台数は5万1059台で同65.1%も減少した。1-6月統計で韓国系は43万台で、46%以上の減少となった。日系は199万台で17%のプラスとなっている。



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[ 2017年07月15日 10:15 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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