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NAFTA再協議控えた米国、「われわれの雇用盗むな」

米国政府が来月始まる北米自由貿易協定(NAFTA)再協議ロードマップを17日に公開した。韓米FTA改正交渉の予告編と言える。ブルームバーグによると米通商代表部(USTR)が発表した17ページに上るロードマップの骨子は貿易赤字の縮小だ。ここには韓国とのFTA再協議時に議論される可能性が大きい「為替相場操作禁止」の内容も含まれた。USTRは各国が不公正な競争優位を得ようと自国通貨の価値を操作する行為を防ぐための「適切なメカニズム」を作らなければならないと促した。

特にUSTRはロードマップを通じて中国などを取り上げ数年間にわたり輸出企業に補助金を支払うために使ってきた為替相場操作の慣行を問題にした。 今回の再協議の主要ターゲットであるメキシコの場合、昨年米国を相手に630億ドルの貿易黒字を出した。USTRのライトハイザー代表は「多くの米国人が工場閉鎖と雇用の海外流出、政治的約束破棄などで傷ついた。公正な協定になるよう交渉する」と話した。ブルームバーグはロードマップにトランプ大統領の「米国優先主義」が含まれていると分析した。トランプ大統領はこれまで「もうこれ以上どんな国であれ規則を破りわれわれの雇用を盗み出しわれわれの財産が外国に流れ出るようにすることは認めない」と明らかにした。




一方、米議会は韓米FTA改正交渉を控えてトランプ政権を牽制している。貿易交渉関連委員会の「ビッグ4」と呼ばれる上院財務委員会のオリン・ハッチ上院委員長(共和・ユタ)とロン・ウィデン幹事(民主・オレゴン)、下院歳入委員会のケビン・ブランディ委員長(共和・テキサス)とリチャード・ニール幹事(民主・マサチューセッツ)は17日にUSTRのライトハイザー代表に書簡を送り、「交渉前、ひいてはすべての議論において議会と緊密に協議することを要求する」と強調した。

彼らは書簡で「韓国との貿易協定はアジア太平洋地域に対する米国の経済的・戦略的関与の『核心礎石(key cornerstone)』」としながら、「両国間の強力な経済関係を維持し強化するのは、今日の韓半島(朝鮮半島)での緊張の高まりとかみ合わさり特に重要だ」と主張した。これに対し早ければ来月にも開かれる初めての特別共同委員会会合を控え韓国側に有利な雰囲気が作られたという分析もある。だが複雑な利害関係が絡まっている議会が交渉に割り込む場合、むしろ韓国側の対応がさらに難しくなる恐れがあるとの指摘もある。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
北米自由貿易協定とは、アメリカ合衆国,カナダ,メキシコの 3ヵ国で一大自由貿易市場の形成を目指す協定。1994年1月発効。1991年2月、3国間で財、サービス、投資の流れに対する障害を徐々に撤廃し、知的財産権(知的所有権)の保護と公正で迅速な紛争処理機構を提供することを目的とした交渉を開始することを発表。同年6月にカナダのトロントで閣僚級交渉が開始され、1992年8月アメリカのワシントンでの第7回交渉で合意に達した。おもな内容は、(1) メキシコの輸入関税 65%を 5年以内に撤廃する。(2) 域内で関税免除となる自動車の現地調達率は、現行の 50%を 4年間据え置き、8年後には 62.5%とする。(3) メキシコは金融サービス市場を 20世紀末までに解放する。など域内諸国の競争力を強化し、成長を加速するとともに域外諸国への波及効果が期待される一方で、排他的な経済ブロック化の懸念も各国から表明されている。

トランプ米大統領は4月27日、米国は北米自由貿易協定(NAFTA)についてメキシコ、およびカナダと再交渉できると楽観的な見方を示したものの、「公正な」通商条件で合意できなかった場合はNAFTAを撤廃するとの意向を示した。だがその後、ホワイトハウスは声明で、トランプ大統領が同日、カナダとメキシコの首脳と電話会談し、NAFTAの再交渉を目指すが、条約を停止する考えはないと明言している。一方韓米FTAでは良好な合意が得られる公算がなければ撤廃する可能性も考慮しないと文大統領は難しい立ち位置となるのではないか…。



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[ 2017年07月19日 12:33 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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