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韓国の新型K2戦車、泥沼の裁判沙汰へ 性能不足で軍とメーカーが対立

韓国の新型戦車「K2(黒豹=フクピョ)」の開発が失敗に終わろうとしている。開発開始(1995年)から20年以上たつものの、エンジンの大出力を駆動系に伝える変速機の開発がうまくいかず、試作品は国(防衛事業庁)の試験に落第また落第。ついに変速機の生産メーカーS&T重工業が「試験方法や性能要求が厳しすぎる」として防衛事業庁を訴えたのだ。現地メディアによるとS&T社は本訴も予告しているといい、国産戦車開発は“泥沼”にはまり込んだ格好だ。

現地メディアによると、かつてK2の変速機は、いつまでたっても国産化できず、車体だけが多数完成して倉庫で埃をかぶる状態になっていたとされる。そこで韓国政府はドイツ製のパワーパック(変速機とエンジンが一体化されたもの)を約100台分購入し、なんとか完成させ、軍に納入した。一方で「これでは当初予定していた国産化とはいえない」として、その後も変速機(とエンジンを一体化したパワーパック)の国産化にこだわってきた。
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ところが韓国製の変速機は試作したものの試験のたびに欠陥が明らかになり、ドイツ製との「質の差」が明らかになるばかり。既にドイツ製を搭載したK2戦車は実戦配備され、何の問題も起していないのだ。大きく重い主砲を積めば機動力は落ちる。それを補うためには、大馬力のエンジンを積めば問題は解決しそうだが、そうはならない。大馬力のエンジンは当然サイズが大きくなり、変速機も丈夫で大きなものが必要となる。この「大型化」によって、エンジンと変速機を防護する(覆う)装甲板の面積が増え、さらに重量が増す。各要素のトータルバランスを考える能力が開発者集団に必要だ。
http://www.sankei.com/

【管理人 補足記事&コメント】
一次生産分100両には、ドイツMTU社製のエンジンとドイツRenk社製のトランスミッションを組み合わせたユーロパワーパックを採用する事とし、以降の車両への搭載を目指して引き続き国産エンジンの開発完了を目指す事を決定した。2017年4月時点でも国産パワーパックの開発が継続中だという。 K2開発に際し、韓国国産のパワーパック(エンジンとトランスミッションを組み合わせた動力伝達機構)が新開発され、国産の4サイクルV型12気筒水冷式ディーゼルの1,500馬力エンジン(K1シリーズの1,200馬力から向上している)を搭載する計画だった。試作車のXK2はドイツMTU社のMT883を搭載していたが、量産型のK2は斗山インフラコア社とADDが共同開発した1,500馬力エンジンを搭載する計画としていた。

国産パワーパックは技術力不足により、合同参謀本部が設定した「0→32 km/h加速が8秒以内」という作戦要求性能(ROC)を満たすことが出来ず8.7秒となった。結果、、0→32 km/h加速の作戦要求性能を10秒に引き下げた。だが、2016年10月13日、国産パワーパックを変速機単品耐久度検査にかけた際、その過程でメインポンプ駆動ギアを支持するベアリングが破損したり、メインハウジングにひびが生じ油が流出される等、異なる4種類の欠陥が発生した。2017年4月、国産パワーパック開発のトランスミッションを担当するS&T重工業が、欠陥を調査する過程で、欠陥の原因がドイツZF社の部品にあるとして、ドイツに部品を送り返さずに無断で封印を破って調査していたというから、何とも責任転嫁の得意な韓国である。挙句に2016年2月11日、K-3の研究開発は未着手の上、K-2開発チームもトルコのアルタイ戦車開発のサポート要員を残してすでに解散しているというが…。




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[ 2017年07月23日 10:08 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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