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北朝鮮向け輸出倍増、存在感増すロシア

ロシアが今年、原油を含む対北朝鮮輸出を前年比で約2倍に増やしたことが分かった。同時に国連安全保障理事会の対北朝鮮追加制裁協議を率先して阻むなど、ロシアは中国と並ぶ北朝鮮の有力な後援者に浮上している。韓国政府関係者は24日、「伝統的な北朝鮮とロシアの友好関係だけでは説明しにくい部分がある。最近韓米日と中ロによる対抗の構図が再び注目されるようになり、ロシアが米ロ関係、韓ロ関係などでレバレッジ(影響力)を高めようとしているようだ」と分析した。

北朝鮮とロシアの関係変化を端的に示す指標は貿易規模だ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が最近国会議員に提出した資料によると、今年1-5月のロシアの対北朝鮮輸出額が4799万5000ドルで、前年同期(2403万9000ドル)に比べ99.6%増えた。今年1-5月の北朝鮮による対ロシア輸出額は136万ドルで、前年同期の30%にすぎなかったが、ロシアによる対北朝鮮輸出が急激に増え、両国による貿易総額は71.9%増加した。2013年以降ではロシアの対北朝鮮輸出額、両国間の貿易総額はいずれも最高水準だ。





さらに大きな問題は、ロシアが北朝鮮に輸出している品目だ。KOTRAモスクワ貿易館は先月初め、ロシアによる今年第1四半期の対北朝鮮輸出が増えた理由を分析した。その結果、輸出品目の90.5%が鉱物燃料と石油だった。国際社会による制裁圧力の中で、北朝鮮に「抜け道」を開いている格好だ。これら品目はロシア関税庁の品目番号が「27」で始まる4桁なので「コード27」とも呼ばれる。

米VOA放送も今月中旬、ロシア連邦税関の資料を分析し、今年1-4月のロシアの対北朝鮮石油輸出が約230万ドルに達し、前年同期(74万ドル)に比べ200%以上増えたと報じた。数量ベースでも4100トンとなり、前年同期(1600トン)に比べ150%以上増えた。
http://www.chosunonline.com/

【管理人 補足記事&コメント】
北朝鮮外務省の米国担当次官が4月30日、平壌で駐朝ロシア大使と会談した。NHKによれば、外務次官が「米国の脅威から国を守るために核抑止力を強化する」と述べたのに対して、ロシア側は「理解を示した」という。それ以上の詳しい内容はあきらかになっていない。だが、これは中国が原油供給の停止あるいは削減に踏み切った場合に備えて、北朝鮮がロシアの支援を打診したとみるのが順当だろう。つまり、北朝鮮側は「いざとなったらロシアが原油を供給してくれないか」という思惑でロシア側と会談した可能性が高い。

北朝鮮にとって原油は命綱となる。中国に止められた場合、他から入手できなかったら戦争どころか金正恩体制自体が危うくなる。それは世界が知っている。もちろんロシアも、だ。ロシアから見れば、北朝鮮からの接触はロシアの存在感を高めるうえで都合がいい。なぜなら、中国が原油供給を停止すれば、ロシアが北朝鮮の命運を左右する立場になる。ロシアが主導権を握るわけで、背後にプーチンとなれば、ロシア vs 米国 であるから、結局は朝鮮戦争における旧ソ連とアメリカの対決となる。



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[ 2017年07月25日 11:56 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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