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文大統領が北ミサイル発射受け・・・「時代錯誤的な妄想」

北朝鮮が28日午後11時41分ごろ、慈江道(チャガンド)一帯から東海(トンへ、日本名・日本海)上に弾道ミサイル1発を発射したことに関連して、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日午前1時、国家安全保障会議(NSC)全体会議を緊急招集した。NSCは1時間後の午前2時に終了した。 北朝鮮が発射した弾道ミサイルは今月4日に発射した「火星14型」よりも性能を向上させた大陸間弾道ミサイル(ICBM)級であると分析された。

尹永燦(ユン・ヨンチャン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民疎通首席はこの日、「文在寅大統領は11時50分、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長からミサイル発射事実の報告を受けて、29日午前1時にNSC全体会議の招集を緊急指示した」と述べた。 文大統領は▼THAAD(高高度防衛ミサイル)残余発射台の追加配備を含む、韓米間戦略的抑制力の強化について直ちに協議すること▼国連安保理招集を緊急要請して強力な北朝鮮制裁案づくりを推進すること▼北朝鮮の追加挑発に対する警戒態勢を強化すること--などを指示した。

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文政府はまた、声明を通じて「北朝鮮の今回の挑発は国連安保理関連決議の明白な違反というだけでなく、韓半島(朝鮮半島)はもちろん国際平和と安全に対する重大な脅威という点で韓国政府はこれを強く糾弾する」とし「韓国政府は国連安保理での強力な制裁決議を含めて、今回の挑発に対して断固として対応していくよう国際共助を引き続き強化していく」と明らかにした。

また「北朝鮮が核・ミサイル挑発を繰り返すことによって国際社会から核保有国としての地位を認めてもらえると考えるなら、それこそ時代錯誤的な妄想に過ぎない」としながら「北朝鮮が挑発を続ける限り、得るのはさらに深まる外交的孤立と経済的圧迫だけだという点を肝に銘じなければならない」と付け加えた。 続いて「われわれは忍耐心と根気を持って、韓半島の非核化および平和・安定のための努力を中断せずに傾注していく」とし「北朝鮮は韓国政府がベルリン構想の後続措置として提案した離散家族の対面と緊張緩和のための会談に、今からでも呼応して出てくることを期待する」と伝えた。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
中央日報は、「われわれは忍耐心と根気を持って、韓半島の非核化および平和・安定のための努力を中断せずに傾注していく」とし「北朝鮮は韓国政府がベルリン構想の後続措置として提案した離散家族の対面と緊張緩和のための会談に、今からでも呼応して出てくることを期待する」と伝えている。 弾道ミサイル発射を予測しているにもかかわらず、韓米訓練強化を語るが、弾道ミサイル発射を阻止するくらいの事が出来ないのか…。疑問に思うが…。結果日本は危険にさらされることになり、日米として北朝鮮圧力は強化されるだろう。

現在、イージス艦4隻に配備されている弾道迎撃ミサイルSM-3は32基ある。また2020年に現在のSM-3に替わって搭載される新型迎撃ミサイルSM-3ブロック2A。射程2000km、高度1000kmの性能を誇り、一基配備するだけで日本全土をカバーできるという。迎撃成功率の高いこのミサイルは2020年にイージス艦1隻、2021年にも同型新設イージス艦へ搭載予定となる。だが現行の単発弾道ミサイルは現時点で撃ち落とせるのだろうか…。




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[ 2017年07月29日 10:15 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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