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日中戦争前の中国はGDPで日本を圧倒、戦争では圧倒できなかった?

日本で日中戦争と呼ばれている戦争は、中国では抗日戦争と呼ばれている。太平洋戦争で日本が敗戦したことによって中国側における抗日戦争も終結することになった。当時は中国は国民党政権による中華民国と呼ばれており、当時の国内総生産(GDP)は日本を大きく上回っていたという見方が一般的だ。
 
では、なぜ中華民国は抗日戦争の際、日本を退けることができなかったのだろうか。中国メディアの今日頭条は27日、「抗日戦争前、わが国のGDPは日本の3倍もあった」とする一方、「なぜ日本を圧倒できなかったのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 
記事は、1937年に日中戦争が勃発すると中国は「敗退に敗退を重ね、危うく日本に滅ぼされるところだった」とし、当時の中国のGDPは日本を大きく上回っていたはずなのに、なぜ日本を圧倒することができなかったのだろうかと問いかけた。




これについて、「GDPだけでは国の強さを図れない」とし、GDPは国の経済の総括であって国力の一部に過ぎないとし、当時の中国のGDPは農業や外資によるものだったことを挙げた。また、GDPという数値だけで経済の質を把握しきるのは難しく、当時の工業生産額は日本のほうが中国より圧倒的に多かったことを伝えた。軍事力は工業力に左右されるが、工業力という点で当時の中国は日本に劣っていたため、「中国は敗退に敗退を重ね、危うく日本に滅ぼされるところだった」という見方を示した。
 
さらに記事は「当時の中国のGDPが日本以上だったとしても、国が1つにまとまっていなかった」ことは日本と戦ううえで非常に不利だったと紹介。国民党が中国を形式上は統一していたものの、実際には各地で自治が行われていたとし、国としての体制も整っていなかったと指摘した。過去の歴史から学べることは多い。だが戦争は、憎しみや悲しみなどの負の遺産を残すものだ。中国のネット上では、この記事のように日中戦争について議論する声が数多く存在する。日本との歴史に対する中国人の感情は今なお癒えておらず、歴史問題の根深さを痛感させられる。
http://news.searchina.net/

【管理人 補足記事&コメント】
日中戦争は各地の要域に侵攻する日本軍とそれに抗する中国軍との全面戦争になり、1937年 11月に東京に大本営が設置されてからは日本軍の優勢が目立ち、北支那方面軍は圧倒的な物量で主要地域を抑えた。杭州湾上陸、ホワン (黄) 河渡河作戦などのあと、上海を制圧した余勢を駆って南京攻略作戦を始めた。(詳細はこちら参照

1941年 12月ついに日本は真珠湾攻撃に踏み切り太平洋戦争を開始した。その後の日中戦争は太平洋戦争のなかに組み込まれることになり、中国での新たな戦いにアメリカ軍の軍事顧問団も加わるなど日中戦争の様相も一変した。 1945年8月 15日の日本敗戦によって、日中戦争、太平洋戦争のなかの日中戦線も終結することになった。

GDPという数値だけで経済の質を把握しきるのは難しく、当時の工業生産額は日本のほうが中国より圧倒的に多かったことを伝えたと記事では言うが、そもそも論点が違うのではないか…。



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[ 2017年08月01日 10:59 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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