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こんなにねじが緩んだコレールに鉄道独占を任せられるのか

コレール(韓国鉄道公社)は韓国の鉄道運営の責任を負う公企業だ。電車のねじを1個でも間違えれば大型事故を招く恐れがあり、2万7000人の職員は安全を最上の価値に置いて緊張しなければならない。ところがコレールの綱紀の緩みが度を越えている。走っている列車から鉄塊が跳ね飛び客車を襲うかと思えばところかまわず列車が立ち往生するなどあちこちでねじが弛んだ兆候が現れる。「怖くて列車に乗れない」という訴えが出てくるほどだ。

先月30日に発生したムグンファ号列車事故が代表的だ。事故当時コレールはソウルを出発し麗水(ヨス)に向かっていたムグンファ号の窓に鉄塊が飛び込み乗客7人が負傷したと発表した。鉄塊の重さは10キログラムにもなり、ややもすると大事故につながりかねないひやりとする瞬間だった。コレールは「列車の部品ではない」としらを切っていたが1日で「機関車と客車を連結する部品」と言葉を変えた。専門家らが調べればすぐわかる部品なのに整備不良の責任を隠そうとしたのではないかとの疑惑を呼んでいる。徹底した調査が必要だ。

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これだけではない。数日前には仁川(インチョン)空港行きのKTXが立ち往生し300人余りが足止めされるなど1カ月間に3回も事故が起きた。KTXの特室を一般室に無断改造し、不良漏電遮断機に青いテープを貼り付けただけで運行した。さらに1級発がん物質が含まれた廃枕木で乗り場と階段を作ったりもした。安全不感症に陥り収益を上げることにだけ汲々としていたのだ。

こうしたコレールに韓国政府は水西(スソ)高速鉄道(SR)だけでなく鉄道施設公団まで再び譲り渡そうとしている。昨年末に開業したSRは鉄道運賃10%引き下げなど新鮮な風をもたらした。鉄道施設公団もまた13年前の施設と運営の分離の原則に基づき施設を引き受け正常運営中だ。いくら大統領選挙公約だとしてもねじが緩んだコレールに鉄道独占権を再び与えれば国民が納得するだろうか。いまコレールに必要なものはニンジンではなくムチだ。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
2016年5月25日、韓国の鉄道でまた列車が脱線した。仁川国際空港駅発、全羅南道・麗水エキスポ駅行きの高速鉄道(KTX)が発車直後に脱線、速度を上げる前の状態だったため幸いけが人はなかったという。韓国鉄道公社(KORAIL)によると、25日午後3時55分ごろ、始発駅を出発しソウル駅方面に向かっていたKTX車両の車輪2つが突然レールから外れた。この脱線により、乗客38人は空港鉄道の路線に乗り換えてソウル駅に向かった。KORAILは原因究明の過程で空港駅の線路のポイント切り替え部分が破損していたことを確認、この破損は「運転士のミスによるものとみられる」と発表した。

KORAIL管内での脱線は今年に入り4件目を数える。ある鉄道専門家は「走行中の列車で車輪が線路から外れるのは異例の事態」とし、「列車を運行する運転士だけでなく、整備・維持管理などのすべての分野にわたり『安全不感症』が深刻なようだ」と指摘している。クレームは一つあれば日常茶飯事であると考えたほうが無難だ。定期点検する金額もなく、赤字とであるからなお悪いわけで、大事故が起きてからでは遅い…、数年前から指摘だけで対応においては積極的に動いていない。所謂、熟練者や技術者不足している側面もあるが、人命にかかわる部分を定期点検したふりだけでは、隠蔽工作と言わざる負えないが…。




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[ 2017年08月02日 10:15 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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