日本の自動車メーカー、ついに中国で反攻の狼煙をあげた!
7月の中国の自動車市場における日系メーカー各社の販売成績が発表され、引き続きの好調ぶりが明らかになった。中国メディア・今日頭条は7日「日系車が、中国市場での反攻に向けての感触を掴んだ」とする記事を掲載した。記事はまず、7月の大手日系メーカー3社の新車販売台数を紹介。ホンダが11万3803台、トヨタが10万8900台、日産が10万4794台となり、いずれも前年同期比で10%から11%台の増加を記録したことを伝えた。一方で中国市場では韓国系とフランス系がシェアを落としており、日系メーカーがその分を吸収したとしている。
そのうえで「日系車に対してわれわれは長きにわたり保守的なイメージを持ち続けており、その保守性が中国市場においてドイツ系を打ち負かせない大きな理由になっていた。しかし日本人はすでに目を覚ましたようだ。トヨタの社長が微博アカウントを作って中国のファンと交流するなど、5年前には想像できただろうか。しかも、中国市場専用に作られた日系車をより多く見かけるようになったのだ」と指摘。日系メーカーが中国市場での更なるシェアを獲得すべく、守りの姿勢から積極的な攻めの姿勢に転じたことを説明した。
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さらに「日本のメーカーは、同盟のパワーがどれほど大切かを良く知っている。スマート自動車が主流になりつつある現在において、団結してこそ巨額の研究開発コストを節約でき、なおかつ新たな技術でリードすることができるのだ」とし、三菱がルノー・日産と提携したのに続き、トヨタとマツダが互いの株式を持ち合う形での資本提携を発表したことを紹介している。
そして最後に「中国ブランド各社は、日本のライバルの動きをもっと警戒すべきだ。今はSUVのうまみにありついている中国ブランドだが、その『ボーナスステージ』が終わったら何を強みにしていくのか。中国で一番売れるセダンには、どれほど日系やドイツ系の影が見えていることか」と訴えた。 日系メーカーの対中戦略の変化は、「クルマを買わせる」から「クルマを買ってもらう」への発想の転換と言えそうだ。購買力とともに「選ぶ力」が高まっている中国の消費者を味方につけるにはやはり、彼らが望んでいるものを把握し、それに見合った製品を提供する必要があるのだ。
http://news.searchina.net/
【管理人 補足記事&コメント】
トヨタ自動車が、世界最大の自動車市場である中国への攻勢を強める。今後10年以内、2020年代前半をめどに、中国での販売台数を現状の2倍以上の200万台程度に拡大させたい考えで、これまで欧米メーカーのみならず日産自動車にも遅れをとってきたが、ハイブリッド車(HV)などの環境対応技術によるブランド確立を目指し、手始めに小型車「カローラ」のHVモデルを発売する方針だとしたのが2014年である。
今年7月までトヨタは73万台で、日産とホンダが75万台である。昨年トヨタは中国で121万台販売している。日産は135万台でホンダは124万台となる。日産とホンダに後れを取った形だ。200万台にするにはかなり緻密な戦略が必要となる。独系413万台で日系より70万台以上の開きがある。今年は6月までで29万台の開きとなっている。中国車のエンジンが三菱と日本企業が中国で躍進してはいるが2020年までにトヨタだけで200万台販売できるのかは、中国における戦略は難しい側面を持つが…。
そのうえで「日系車に対してわれわれは長きにわたり保守的なイメージを持ち続けており、その保守性が中国市場においてドイツ系を打ち負かせない大きな理由になっていた。しかし日本人はすでに目を覚ましたようだ。トヨタの社長が微博アカウントを作って中国のファンと交流するなど、5年前には想像できただろうか。しかも、中国市場専用に作られた日系車をより多く見かけるようになったのだ」と指摘。日系メーカーが中国市場での更なるシェアを獲得すべく、守りの姿勢から積極的な攻めの姿勢に転じたことを説明した。
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さらに「日本のメーカーは、同盟のパワーがどれほど大切かを良く知っている。スマート自動車が主流になりつつある現在において、団結してこそ巨額の研究開発コストを節約でき、なおかつ新たな技術でリードすることができるのだ」とし、三菱がルノー・日産と提携したのに続き、トヨタとマツダが互いの株式を持ち合う形での資本提携を発表したことを紹介している。
そして最後に「中国ブランド各社は、日本のライバルの動きをもっと警戒すべきだ。今はSUVのうまみにありついている中国ブランドだが、その『ボーナスステージ』が終わったら何を強みにしていくのか。中国で一番売れるセダンには、どれほど日系やドイツ系の影が見えていることか」と訴えた。 日系メーカーの対中戦略の変化は、「クルマを買わせる」から「クルマを買ってもらう」への発想の転換と言えそうだ。購買力とともに「選ぶ力」が高まっている中国の消費者を味方につけるにはやはり、彼らが望んでいるものを把握し、それに見合った製品を提供する必要があるのだ。
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【管理人 補足記事&コメント】
トヨタ自動車が、世界最大の自動車市場である中国への攻勢を強める。今後10年以内、2020年代前半をめどに、中国での販売台数を現状の2倍以上の200万台程度に拡大させたい考えで、これまで欧米メーカーのみならず日産自動車にも遅れをとってきたが、ハイブリッド車(HV)などの環境対応技術によるブランド確立を目指し、手始めに小型車「カローラ」のHVモデルを発売する方針だとしたのが2014年である。
今年7月までトヨタは73万台で、日産とホンダが75万台である。昨年トヨタは中国で121万台販売している。日産は135万台でホンダは124万台となる。日産とホンダに後れを取った形だ。200万台にするにはかなり緻密な戦略が必要となる。独系413万台で日系より70万台以上の開きがある。今年は6月までで29万台の開きとなっている。中国車のエンジンが三菱と日本企業が中国で躍進してはいるが2020年までにトヨタだけで200万台販売できるのかは、中国における戦略は難しい側面を持つが…。
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管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp
>日系メーカーがその分を吸収したとしている。
韓国車とフランス車は「自滅」であって、日本車と競合したのではない。
台数がでる日本車は、小型セダンとSUVで、もともとラインナップにあった車種。
中国の景気減速の中、小型車優遇税制もあって、クルマはダウンサイジング。
小型車が売れるが、値引き競争が激烈らしい。
トヨタ:カローラ、RAV4
ホンダ:シビック、ジェイド、XR-V(ヴェゼル)
ニッサン:シルフィ、エクストレイル、キャシュカイ
マツダ:CX-4
などなど。
カローラはハイブリッドと 1.2L直噴ターボがある。
シビックは1,5L直噴ターボと1.0L3気筒ターボがある。
記事が「中国で反攻の狼煙をあげた!」というのは、
中型セダンの好調ぶりを言っているのでしょう。
富裕層は大き目のクルマを買う。
このカテゴリはドイツ車が強いが、日本車が伸びているらしい。
「攻めの姿勢」というのはクラウンなどの低価格攻勢のこと。
トヨタ:クラウン(マジェスタ.2.5L)
ホンダ:スピリア(アコード 4気筒2.0L/2.5L)
ニッサン:ティアナ(2.5L,3.5L)
マツダ:アテンザ(2.5L)