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国連の対北朝鮮制裁決議、満場一致で採択…繊維・衣類の輸出を「禁止」

国連安全保障理事会(安保理)が北朝鮮の6回目の核実験に対応して11日(現地時間)午後、北朝鮮の「纎維および衣類製品の輸出禁止」と北朝鮮に対する「原油・精製油の輸出上限制」を骨子とした対北朝鮮制裁決議第2375号を満場一致で採択した。決議の内容によれば、米国の北朝鮮向け原油供給の全面中断要求よりは緩和された内容だが、今後、北朝鮮が追加で戦略的に緊張を高める行為をした場合、制裁を強める根拠を設けたものと思われる。また、北朝鮮労働者の海外送出禁止や金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を制裁リストに入れるなどの内容は、最終案から外された。「超強硬制裁」を主張してきた米国が「平和的解決」を強調する中国・ロシアの反発に押され、内容がかなり和らいだ格好だ。

今回の新規制裁の最大の関心事は、中国が米国の北朝鮮向け原油供給の中断要求にどの程度応えるのかであった。今回の決議は、北朝鮮への原油輸出は現在のレベルを超えないレベルで維持し、液化天然ガス(LNG)とコンデンセート(非精製超硬質油)の北朝鮮への輸出は全面禁止した。ガソリン・軽油などの精製油は年間200万バレルを上限として設定した。現在の北朝鮮への輸出規模から半分ほどを制限する数値で、安保理が昨年11月に北朝鮮の5回目の核実験に対応して採択した決議第2321号の石炭輸出上限制と同じ方式だ。加盟国には、毎月北朝鮮への原油など輸出量を国連制裁委員会に報告するようにした。




米国が当初要求した「全面中断」よりは確実に緩和されたが、最終案が可決されれば、北朝鮮向け石油供給に対する安保理レベルの初めての制裁になる。政府側は原油と精製油を合わせた北朝鮮の油類輸入を約30%遮断する効果があるという見通しを示している。中国は名分を、米国は今後北朝鮮の追加の「挑発」がある場合、石油輸入の上限をさらに下げることができる足場を設けたと見ることができる。

最終案が可決される場合、北朝鮮の資金源を引き締める核心条項は、北朝鮮の繊維や衣類製品の輸出禁止条項になるものとみられる。繊維製品は、石炭など鉱物資源に続き北朝鮮の2位の輸出品目だ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の資料によると、2016年の北朝鮮の繊維製品の輸出は7億5200万ドルで、全体輸出の26.67%を占めた。北朝鮮の衣類輸出は中国から下請けを受けて北朝鮮で賃加工して輸出する構造で、中国が北朝鮮の衣類製品の約80%を輸入することで知られている。外交部当局者は「当初提起された原油供給の禁止は含まれなかったが、衣類の賃加工の制限も(北朝鮮に与える打撃は)大きい」と話した。
http://japan.hani.co.kr/

【管理人 補足記事&コメント】
中国の中央銀行である人民銀行は11日、各金融機関および一部のノンバンクに対し「国連安保理関連決議の履行に関する通知」という国内措置を命令した。通知文によれば、各機関は制裁名簿に上がった個人または企業を各社のシステムで検索し、関連情報が確認されれば人民銀行に報告しなければならない。また、関連個人または企業の口座開設および金融取引を中断させ、各種金融サービスも制限させた。 この通知は「(中国)外交部の安保理決議通知を受けると同時に即時」措置を取るよう指示されていて、制裁名簿がまだ確定していない。

制裁処置が決まった一方で北朝鮮にどれだけ経済圧力がかかるのかと言えば、限定的でしかない。アメリカへの反発で弾道ミサイル発射は色濃くなり、日本列島通過の恐れは拡大した。ただ一方で制裁が強まれば、過去の日本の様に戦争に打って出る時期が来るわけで、このままでは単に時間稼ぎでしかない。北朝鮮バックのロシアと中国にたいしてアメリカはどう向き合うのかと関連する。



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[ 2017年09月12日 09:24 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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