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世界のIT企業、「東芝メモリー争奪戦」が激しい理由

東芝メモリーはNAND型フラッシュメモリー分野で世界2位のメーカーだ。NAND型フラッシュはDRAMとともにデータ保存のために使われるメモリー半導体だ。電源が遮断されるとデータを失うDRAMと違い、NAND型フラッシュは電源供給がなくても長時間のデータ保存が可能だ。こうした特性から最近スマートフォンやノート型パソコン、パソコンなど多様なIT機器に使われる。

最近のNAND型フラッシュメモリーは供給が需要に追いついていない。年平均需要増加率は40%程度を記録しているが、供給増加率は35%程度にとどまっている。サムスン電子を除いた残り企業の3次元(3D)NAND型フラッシュ開発日程が遅れ当分供給不足状況は続く見通しだ。 NAND型フラッシュの最大の需要先はやはりスマートフォンだ。まだスマートフォン市場は継続して成長中だ。ひとつの製品に使われるNAND型フラッシュの容量も大幅に増えている。




それだけではない。クラウド、ビッグデータ、人工知能のようなインターネット サービスを実現するサーバーシステムは既存の保存装置のハードディスクドライブ(HDD)に代わりNAND型フラッシュ基盤のソリッドステートドライブ(SSD)の使用を増やしている。NAND型フラッシュの高い集積度と価格下落によりSSD製品価格が低くなっているためだ。合わせてプレミアムサービス市場の拡大によりサーバー用高性能SSDも高価格にもかかわらず、その市場を広げている。NAND型フラッシュ市場はデータ量に比例して増加するとみられ、したがって今後もその市場拡大は着実に続くものとみられる。

東芝メモリー争奪戦が激しいのはこうした市場状況のためだ。買収戦に参加した会社はいずれも東芝メモリーの売却に悲喜が交錯するほかない。東芝メモリーが韓日米連合に売られる場合ウエスタンデジタルが泣くことになる。SKハイニックスと東芝に押されシェアの格差が広がり、市場競争力が落ちかねないためだ。反対にSKハイニックスは東芝半導体の買収に成功する場合、一気に5位から2位に上がると同時に、サムスンを追いかける良い機会を確保することになるだろう。また、NAND型フラッシュメモリーに対する基本技術を持つ東芝半導体を友軍として確保することになり、今後特許権使用にともなう訴訟や費用などの問題から多少自由になりえる。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
サムスンの生産設備は大半が日本である。またSKは製造方法が違うために、同じ製造設備で統一は出来ない。2017年7月の日本製半導体製造装置の販売高が公表された。これによれば、7月の販売高は1,617億4,900万円となりました。前年比では49.9%増という高水準の伸びで、前月比は5.7%増と、6月の減少に対して7月は増加した。日本製半導体製造装置販売高の約半分は東京エレクトロンと推定される。7月の数字は2018年3月期2Q(第2四半期)における同社の業績好調を推測させる。

一方で、2兆円とも言われるサムスンの過剰在庫。NAND型フラッシュが大量在庫と言うわけではないが、半導体分野の様々な部品の在庫だろうと思われる。いずれサムスンの大きな重荷になる。また常に新しい設備投資を実施する必要がある。東芝メモリーを買収しても、世代は次の10ナノ積層へと移行し、容量は倍層となり、価格は下がる。NAND型フラッシュだけで利益が得られるのかは、設備拡大率と稼動率、さらには良品率によるだろう。現時点でNAND型フラッシュ製造技術が確立できているのはサムスンと東芝と考えれば、買収競争激化もやむないと言ったところだ。



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[ 2017年09月18日 12:51 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
銀行団も様子見
東芝の9/13付プレスリリース
東芝メモリ株式会社の売却に係る覚書締結について

文末に、「なお、覚書には同連合を排他的な交渉先とする定めはありません。」

だそうで、まだまだ高値がつくとみて、東芝は粘りますね。債務超過だが、
利益を出しているし、銀行団も売却は先延ばしでいいと様子見のようだ。
[ 2017/09/18 16:30 ] [ 編集 ]
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