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韓国造船会社、受注より難しい「受注ガイドライン」

「金になる船舶だけ受注せよ」という韓国政府と国策銀行の受注ガイドラインが逆説的に造船会社の業績を悪化させているとの指摘が出ている。造船業不良の原因となった低価格受注を遮断するのには効果を上げたが、中国や日本の企業との受注競争で押され「受注の崖」を呼び起こす原因になるためだ。画一化されたガイドラインがさらに大きな損失を呼び起こすという批判と、どんな場合でも赤字受注を容認してはならないという反論が鋭く対立している、

18日の造船業界によると、最近サムスン重工業と大宇造船海洋は世界最大規模の2万2000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)級コンテナ船11隻を受注するために世界2位の海運会社であるスイスMSCと大詰めの交渉を行っている。受注時の契約金額は合計15億ドルに達し、両社の手持ち工事量不足を解消するのに多いに役立つ見通しだ。




両社ははしかし、MSC側に提示した金額が韓国政府の受注ガイドラインに合わせられず契約に困難を経験していることが明らかになった。契約を獲得するためには輸出入銀行などから前受金払い戻し保証(RG)を受けなくてはならないが、赤字受注を禁止したガイドラインが障害になっているのだ。都市銀行がRG発行を事実上中断した状態のため韓国の造船会社は政府ガイドラインに合わせて船舶価格を策定するほかはない状況だ。

造船業界関係者は、「世界的な船腹過剰に船舶価格が過去最低水準に落ちた状況で政府が要求する基準は到底合わせられない」と吐露する。このまま行けば受注のほとんどを中国企業が持っていくだろうと付け加えた。現代重工業は先月中国企業に押されて1兆6000億ウォン規模の超大型コンテナ船9隻の受注機会を逃した。一部造船会社はガイドラインを適用した結果日本より入札価格が高くなる事例が発生し、受注営業に困難を経験したことが明らかになった。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
造船業界はガイドラインと現実の乖離が大きい。船舶価格が原価以下に落ちたためガイドラインに従えば中国との受注競争が基本的に不可能になる。英調査機関のクラークソンによると韓国の造船会社が多く建造する超大型タンカー(VLCC)の価格は9月現在1隻当たり8100万ドルで2008年9月の1億6200万ドルの半分水準まで落ちたという。

仕事がない状況で発生する固定費損失がガイドラインに反映されていないと中央日報は指摘する。1隻当たり受注価格が原価より低ければすぐ損失になるようにみられるが、多くの量を受注すれば固定費を充当しながら結果的に利益を得られるという主張だ。韓国企業を枯死させようとする中国企業の「時間稼ぎ戦略」もこうした計算を基にしたと分析される。



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[ 2017年09月19日 11:51 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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