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韓国の第4次産業革命「サンドイッチ」状態…日米に押され中国に追いつかれ

第4次産業革命技術競争で韓国が米国と日本など先進国に大きく遅れを取り、一部分野では中国にも押されているという分析が出された。第4次産業革命でもいわゆる「サンドイッチ」状態に転落しているという懸念だ。

現代経済研究院は19日こうした内容を盛り込んだ「第4次産業革命基盤産業の研究開発現況国際比較報告書」を出した。現代経済研究院は第4次産業革命基盤産業を情報技術(IT)サービス、通信サービス、電子、機械装備、バイオ・医療の5部門に分けた。各部門で韓国の技術水準、特許登録件数、研究開発投資額、研究人材規模、政府支援金現況を主要国と比較した。

韓国科学技術企画評価院の国別技術評価点数に基づいて第4次産業革命関連分野だけ選んで算出した結果を見ると、韓国の第4次産業革命基盤産業技術の総合点数は77.4点となった。米国の99.8点、欧州連合(EU)の92.3点、日本の90.9点と比較して最大22点以上の開きがあった。中国の68.1点と韓国の格差は10点以内にとどまった。

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第4次産業革命関連特許登録件数も同様だった。2013年基準で米国、日本、欧州の特許庁すべてに登録された特許は日本が5289件で最も多かった。次いで米国が(5240件、ドイツが1127件と続いた。韓国は750件にとどまった。米国と日本の7分の1水準だ。中国は674件で韓国と大差がないことが明らかになった。むしろITサービス部門では韓国の134件より中国が153件で特許件数がさらに多かった。

研究開発投資額を見れば韓国はITサービスとバイオ・医療、通信サービスなど新産業分野の投資が絶対的に不足していた。産業別に最大投資国と比べた投資額比率は電子が43.1%だったがITサービスは1.7%、バイオ・医療は2.3%、通信サービスは13.1%にすぎなかった。 第4次産業革命基盤産業研究人材もほとんどが製造業に集まっており、ITと通信サービス部門人材の割合は4.5%にとどまった。IT分野の人材のうち高級人材の割合は9.5%で米国の32.4%だけでなく中国の20.2%にも後れを取っていた。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
第4次産業革命とは、ドイツ政府の提唱する(ドイツ語では”Industrie4.0”と言われる)次 世代の製造業における概念である。 ビッグデータという言葉が出現して久しいが、IT の進 化とともに、それを製造業に応用した概念が第4次産業革命である。人工知能やIoTによるトータルの経済価値は、日本経済の4倍もの規模になるとの試算がある。日本のGDPは 4.1兆ドルだが、例えばものづくり分野で3.9兆ドルの変化が起きると言われる。

日本の産業構造が変化に対応できないと、日本企業が海外企業の下請となり、雇用も失われ、賃金も低下するおそれがある。インターネットの世界では、いまや海外企業と大きな差が開いてしまっています。例えば、検索最大手のgoogleは、データの保有量で日本大手の14倍近くとなっている。小売のamazonも7倍です。いまからまったく同じ土俵で勝負するのは、さすがに困難である。

しかし、日本が強い分野は、まだ残されている。例えば、個人の健康データや、クルマの走行データ、工場の稼働データといったリアルデータとなる。日本の社会と企業の強みを活かして、集めたデータを社会にうまく還元し、課題解決ができれば、日本が世界のプラットフォームとなることも十分可能だ。データの利活用から社会課題の解決、新サービス創出につなげられるよう、経済産業省でもさらに検討を進めている。

上記で記載したように、世界から遅れれば、海外企業の下請となり、雇用も失われ、賃金も低下するわけで、今の韓国企業と似ているのではないか…。サムスンとて半導体製造で考えれば、アップルの下請けである。




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[ 2017年09月20日 11:26 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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