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崔泰源SK会長、「東芝投資の道のりはまだ遠い」

SKグルプの崔泰源(チェ・テウォン)会長は「緊張を緩めていない」と語った。SKハイニックスが日本の東芝メモリ事業部の買収に参加したことについてだ。韓米友好協力団体「コリアソサエティ」の創立60周年の記念行事に出席するため、28日(現地時間)、米ニューヨークを訪れた崔会長は、「買収ではなく投資であり、まだすべてが終わったわけではないので一つずつ段階を踏んでいきたい」と語った。

東芝は同日、米私募ファンド「ベインキャピタル」が主導し、SKハイニックスなどが参加した韓米日連合とメモリ事業部門の売却契約を交わしたと発表した。売却金額は2兆円(約20兆4000億ウォン)となっている。 SKハイニックスはこのうち、3950億円(約4兆3000億ウォン)を投資する。崔会長は、「実際にお金がやり取りされる契約にこぎつけるためには、国の許可を得なければならず、法廷闘争もすべてうまく解決されなければならない」と語った。




日本と米国、中国など競争当局の承認を受けなければならないという意味である。買収戦に飛び込んだウエスタンデジタル(WD)が、国際商工会議所(ICC)傘下の国際仲裁裁判所(ICA)に提出した売却中止訴訟も念頭に置いての発言と受け止められる。SKハイニックスの議決権と東芝メモリの機密情報へのアクセスが10年間制限されたことと関連しては、「いまできる協力はその程度だと思う」と付け加えた。

崔会長は、韓米発展に寄与した功労が認められた「ヴァン・フリート賞」の受賞者資格で、ジョージ・W・ブッシュ元米大統領と一緒に会場に出席した。ヴァン・フリート賞は、コリアソサエティが韓国戦争当時、米8軍司令官だったジェームズ・ヴァン・フリート将軍を称えるために1995年に制定した賞である。崔会長は父親であると故崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)先代会長に続き、ブッシュ元大統領は父であるジョージ・ブッシュ元大統領に続いてこの賞を受賞した。父子受賞者が出たのは今回が初めてだ。
http://japanese.donga.com/

【管理人 補足記事&コメント】
3次元NANDフラッシュは発想の転換で、今までと違ったかたちで大容量化を実現できるようになったし、空間をうまく活用できる画期的な技術だ。ただ、3次元NANDフラッシュの生産技術は、かなり難易度が高いようだ。この3次元NANDフラッシュのコンセプトを最初に考案した会社は東芝であり、現在64層の3次元NANDフラッシュを世界でいち早く量産化したのは、サムスン電子である。ただ東芝メモリーの経営幹部インタビューではサムスンとの技術差は半年程度だろうと語っている。

サムスン電子の好業績を牽引しているのは、3次元NANDフラッシュの量産成功である。サムスン電子は3次元NANDフラッシュの営業利益としては16年第3四半期に初めて1兆ウォンを上回るようになったし、16年第4四半期には1兆6,000億ウォンの営業利益を叩き出している。SKと東芝でサムスンにかなりシェアは近づくだろう。あとは製造技術と設備投資と価格競争となる。半導体の場合はライセンスと数量シェアを確保した企業が生き残る。

メモリには大きく分けて「DRAM」と「フラッシュメモリ」とがある。今まではDRAMがメモリ市場を牽引してきた。しかし、数年前からNAND型フラッシュのほうが、DRAMより市場も大きく、成長率も高くなっている。東芝も3,600億円を投資し、滋賀県の四日市工場を増設すると発表している。東芝はもともとNAND型フラッシュメモリの元祖であるし、技術力もあって、東芝が投資と技術開発に集中できれば、サムスン電子にとって最も怖いライバルになる。

中国のXMC社もアメリカのスパンション社と提携して3次元NANDフラッシュの技術開発に着手した。ただ、NANDフラッシュメモリ工場の建設には、2年余りの時間が必要であるため、今後2~3年間は韓国企業の優位は保たれることが予想される。NAND型フラッシュメモリは年々、倍くらいの成長が予想されるだけに、市場の競争は激しくなりそうだ。熾烈な市場でどの企業が生き残れるのかは大きな関心ごととなる。



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[ 2017年09月30日 09:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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