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北朝鮮の弱みにつけ込みがっぽり稼ぐ中国企業

トランプ米大統領の言う「ロケットマン」こと、金正恩朝鮮労働党委員長が核・ミサイル開発にいそしむことが可能なのは、中国からの貿易・金融支援があるからだとし、中国に対する米国の甘さを指摘してきた。

それがここに来て、トランプ米政権が気付き、北朝鮮と取引する中国の企業や大手銀行に対し、制裁すると言い出すと、中央銀行である中国人民銀行は大手の国有商業銀行に対し、北との金融取引を打ち切るよう通達を出したという。

中国の習近平国家主席は10月後半の党大会を控えている。米国から金融制裁を受けると、中国の大手銀行が国際金融市場でドルを調達できなくなり、信用不安が起きかねない。対米関係を重視する党内の勢力に批判を受ける。習政権としては、ともかくトランプ政権に協力するそぶりを示し、報復を避けるしかないと判断したのだろう。





北の対外貿易の9割は中国が相手である。北は国連制裁を受けて主力の輸出項目である石炭輸出が大幅に減ってはいるが、中国からの対北輸出は増え続けてきた。その結果、中朝貿易は今年に入って以来、中国側の一方的な輸出超過になっている。この対中貿易赤字分は外貨で支払わなければならないが、外貨は不足している。その不足分を中国の銀行が信用供与しているから、貿易を拡大できた。しかし、中国の銀行がカネを貸さなくなれば、支払えなくなるので、北はモノを買えなくなる。そこで、北に対する制裁圧力が高まるはずだ。

だが、これまでトランプ政権をだまし続けてきた習政権のことだ。約束通りに中国が北を締めつけるだろうか、疑問が残る。一方で、米軍筋は「中国の輸出業者が北の弱みにつけ込んで、石油製品の供給価格をつり上げているからだ」という。それは今に始まったわけではなく、原油の供給価格は国際相場の2割程度高く設定しているという。
http://www.sankei.com/

【管理人 補足記事&コメント】
韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の統計では、韓国との貿易を除く北朝鮮の2015年の対外貿易規模は62.5億ドル(約6800億円)。北朝鮮の貿易総額は世界で100位圏外で極小規模だが、その貿易相手国に中国、ロシアなど世界経済に影響力を持つ国が名を連ねる。北朝鮮の最大の貿易相手国である中国は毎年、北朝鮮の輸出・輸入総額の8割強以上を占めている。

一方のアメリカにとって、中国はカナダ、メキシコに次ぐ第三の輸出相手国で、それぞれ米輸出・輸入総額の9.3%、21%を占めている。トランプ米大統領が中国との貿易関係を断つと決断すれば、米中両国の経済に大きな影響を与える。北朝鮮の第二の貿易パートナーはインド。輸出・輸入総額の3.5%、3.1%しかないだが、米国にとって9番目の貿易相手国である。制裁を実施するなら同様に大きな影響を及ぼす。

韓国統一省によると、2016年の南北間の貿易額は3.33億ドル(約363億円)で、最盛期2015年の9分の1の低水準だが、トランプ大統領の指す貿易停止国の対象に該当するかどうかは不明である。



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[ 2017年09月30日 11:06 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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