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外国産に市場を奪われる「陶磁器韓国」

韓国陶磁器産業が危機を迎えている。業界トップの韓国陶磁器社は工場を売却するなど状況が良くない。ヘンナム生活健康(旧ヘンナム磁器)は株式市場で取引停止となり、破産説が出たりもした。高価品市場では海外ブランドに、低価品市場では中国産にシェアを奪われている。消費者と市場の変化に対応できていないのも原因だ。「このままでは韓国産陶磁器の命脈が尽きる」という懸念も出ている。

韓国国内の台所用品市場は5兆ウォン(約5000億円)台。このうち陶磁器食器市場は約5000億ウォンだ。ヘンナム生活健康や韓国陶磁器など主要陶磁器会社の業歴は70年を超える。しかし2000年代半ばから米国・欧州・中国など海外台所用品会社が韓国国内の陶磁器市場で急速にシェアを伸ばした。国内「ビッグ3」と呼ばれる韓国陶磁器・ヘンナム生活健康・ZEN韓国の3社は、5000億ウォン規模の陶磁器市場で昨年シェアが1000億ウォンにも達しなかった。「陶磁器宗主国」の韓国で外国産のシェアが80%を上回った。




韓国陶磁器とヘンナム生活健康の事情は良くない。インドネシアに大規模な工場があるZEN韓国とは違い、両社は2011年から売上高と営業利益が減少している。韓国陶磁器は忠清北道清州(チョンジュ)にボーンチャイナ(牛骨粉で作る陶磁器)工場2カ所、スーパーストロング(強度が高い陶磁器)工場1カ所を保有する。しかし実績が悪化すると、スーパーストロング工場の稼働を中断し、8月には陶磁器用粘土工場地を約200億ウォンで売却した。ヘンナム生活健康は先月15日、債権者が債務返済を要求して破産申請を出し、株式取引が停止になった。

数年前から陶磁器をセットで購入する新婚夫婦が大幅に減った。少子化が進み、外食文化が広まっているからだ。食器消費パターンも安い製品を購入して使用し、時々買い換える方向に変わった。大型マートは中国産の低価品を多く販売している。陶磁器を好む消費者はポートメリーオン、コーレル、アルバート、ロイヤルコペンハーゲンなど海外製品を好む。英ブランドのデンビーの場合、過去5年間、本国を除いて売上増加幅が最も大きい国が韓国だった。
http://japanese.joins.com/article/

【管理人 補足記事&コメント】
日露戦争に勝った日本は1910年から45年までの36年間、朝鮮を併合し植民地にした。その影響は産業から文化まで幅広い分野に及ぶが、今なお痕跡を残している。その一つが朝鮮陶磁器である。だが戦後の韓国には「これは」と思うものがほとんど出現していない。とくに釉薬の水準が低い。一方、明治の日本の陶磁器産業は、名古屋が主な産地だった。高級な伊万里焼などより値段が安くて国際競争力がある瀬戸・美濃の陶磁器が注目されたからである。京都や各藩の窯に散らばっていた絵付け業者は続々と名古屋に集結した。

1904年(明治37年)には、日本陶器合弁会社の近代工場が誕生し、量産品が名古屋港から欧米に輸出された。しかし、1920年に世界恐慌が起きて欧米で売れなくなると、業界は植民地である朝鮮半島などアジアへの輸出に活路を見出していった。 36年間の打撃は大きかった。日本の工場に雇われた陶工たちは細々と技術をつなぎ、戦後まで生き残って朝鮮陶磁器を復興させようとしましたが、新時代の焼き物を創出するには力不足だった。

今では陶磁器生産量トップ3以外にも、石川県の九谷焼、栃木県の益子焼、滋賀県の信楽焼など各地に人気の窯(かま)があり、それぞれが食器やインテリアなどに工夫を凝らしている。陶器が陶土と呼ばれる粘土が原料なのに対し、磁器は陶石と呼ばれる岩石が原料。数千年前にエジプト、中国、メソポタミアで、土をこねて火で焼き固めると丈夫になることから作られ始めた。日本の陶磁器は、安土桃山時代に茶の湯が発展したことによって、独自の進化を遂げている。

しかし、安価な外国製品の輸入や家庭内での意識の変化により、日本の陶磁器生産額はここ10年の工業統計調査によると右肩下がりになっている。



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[ 2017年10月03日 13:16 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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