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韓国大企業トップは何を悩みながら秋夕を過ごすのだろうか

韓国財界トップにとって、名節連休は通常静かに休息を取る再充電の時だ。しかし最長10日に達することしの秋夕(チュソク、中秋)連休は違う。企業の年間活動を締めくくり来年の経営計画を立てるべきこの時点に、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系報復など中国発の経営危機、グループ内部のオーナーリスク、政府による強度の高い司法基調まで増して、主要グループトップは目が回るほど忙しい名節を送ることになった。

サムスン電子はことし半導体と有機発光ダイオード(OLED)を中心に史上最大の実績を記録した。しかし、サムスン関係者は「半導体の『スーパーサイクル(長期好況)』がいつまで続くか、北核とTHAAD報復イシューが海外事業にどのような影響をもたらすか予測できない」とし「各種変数に対し、徹底的に備えなければならない状況」と語った。しかも李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の拘束で、人事はもちろん、事業計画・投資・M&A(企業の合併・買収)の決定で困難に直面している。




このためサムスンは事業の空白を最小限に抑えるために、系列会社別に一部の最高経営責任者(CEO)がこの連休中も出張の途に就く。まだ中国発の影響は大きくないものの、中国に半導体・ディスプレイ・家電などの工場があり、実際サムスンSDIの電気車バッテリー事業がTHAAD報復によって直撃弾を受けている状況なだけに鋭意注視するという方針だ。

中国のTHAAD報復で最も大きな打撃を受けたのは現代車グループだ。鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長は連休期間、対外日程を全く入れずにソウル漢南洞(ハンナムドン)の自宅に留まって中国など海外市場の販売不振を打開するための妙策を構想する。ことし8月末を基準として、現代・起亜車の2017年の中国累積販売台数(57万6974台)は前年同期比44.7%減となった。 現代車関係者は「エコカーや自動運転車など、未来技術をめぐる主導権争いで現代車グループがリードするための方案も思案する予定」と伝えた。
http://japanese.joins.com/

【管理人 補足記事&コメント】
有機ELでは「先行する韓国2強と、追う中国・台湾・日本勢」という構図だ。 だが存在感を示すのは日本の装置・部材・材料メーカーとなる。有機EL材料を吹き付ける蒸着装置は、信頼できる製品・サービスを提供できるのは世界でキヤノントッキ、アルバックの日本勢2社ぐらいと言われる。両社の製品は、引く手あまたで入手困難だ。特にキヤノントッキはサムスンディスプレイの量産体制を築いた功労者として人気が高い。

部材・材料では、旺盛な需要を見込んで増産計画が相次ぐ。住友化学は18年1月から、タッチセンサーの需要増を見越して韓国の拠点を3倍強増強することを決めた。出光興産も、韓国の発光材料の製造拠点を増強して、生産能力を年間5トンから8トンに引き上げる。17年度上期の完工を目指す。

こうした投資ブームは、いつまで続くのか。ディスプレイサプライチェーンコンサルタンツは「まだ技術開発の余地があり、25年まで投資ブームは続くのではないか」と予想するとしている。有機ELは現在は低消費電力や薄さ、高画質を売り物にしているが、今後も「折りたたみ式スマホ」を見込んだ技術開発が進むというのが理由だ。技術開発の過程では材料・部材・装置・パネルメーカーなどあらゆるメーカーがかかわる事になる。

一方半導体産業は、東京エレクトロンが「半導体製造装置」を製造し、サムスン(韓国)やインテル(米国)、TSMC(台湾)などの半導体メーカーへ納入している。半導体メーカーはその先の最終製品メーカーへ半導体を供給する。半導体需要は長期的な拡大が予想されている。一方で、中国における半導体生産の世界シェアは数%にすぎない。東京エレクトロンの販売先でも中国は12%にすぎず、30%の台湾や18%の韓国とは開きがある。投資家の関心は、この需要拡大がどこまで続くのかであるから、長期的には半導体市場は拡大を続けると考えられるが、スマートフォンは世界中に行き渡りつつあり、そこからいくらIoTが拡大すると言っても、スマートフォンに匹敵するようなブームを生み出すのは容易でない。



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[ 2017年10月04日 12:40 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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