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フィッチ「イ・ジェヨン副会長の不在、サムスン電子に否定的影響ない」

国際格付け会社フィッチ・レーティングスがサムスン電子の長期信用格付けを「A+」から「AA-」へと一段階格上げすると明らかにした。イ・ジェヨン副会長の不在が信用格付けを決定するのに否定的な影響を及ぼさないと付け加えた。

フィッチは12日、サムスン電子の信用格付けの見通しを「安定的」と評価した。フィッチは「サムスン電子の信用度は予測可能な事件に大きく脆弱ではないという我々の信頼を反映したもの」と説明した。フィッチはサムスン電子が半導体部門で強力なリーダーシップを持っており、小型OLED(有機発光ダイオード)ディスプレー市場を事実上独占していると分析した。スマートフォンは競争の激化や製品の差別化が減り、マージンの圧迫を受けているとした。フィッチは「だが、サムスン電子の営業の現金の流れはしっかり保たれる」と付け加えた。





フィッチは、サムスン電子の信用格付けを評価する上で、イ・ジェヨン副会長の不在が「核心イシュー」ではないとした。フィッチは「サムスンの法定推定相続人であるイ・ジェヨン副会長に対する有罪判決がサムスン電子の日常的な経営を意味をもって妨害したり、サムスン電子の信用プロファイルに否定的な影響を及ぼすものとは期待されない」と評価した。サムスン電子の戦略的方向は明確に樹立されており、個別事業も十分に自主的に運営されていると付け加えた。

サムスン電子のユン・ブグン社長など経営陣がイ・ジェヨン副会長の不在で企業経営に大きな問題が生じたと主張しているが、実際は企業の信用を評価するところは違う分析結果を出しているわけだ。1審で懲役5年刑の有罪判決を受けたイ・ジェヨン副会長の2審裁判は、この日開始された。
http://japan.hani.co.kr/

【管理人 補足記事&コメント】
ギャラクシーノート7の不具合による「サムスン危機」が、イ・ゴンヒ会長の後継者と呼ばれてきたイ・ジェヨン・サムスン電子副会長の本格的なリーダーシップの試金石になった。サムスンは今回の事態ですでに4兆ウォン(約3651円)程度の損失を被ったうえに、トップブランドとしての位置にも大きな打撃を受けた。今回の事態の原因として、単純な製品の不具合だけでなく、サムスンの組織文化と支配構造問題まで取り上げられており、イ・ゴンヒ会長の代わりに、事実上、トップの役割を担ってきたイ・ジェヨン副会長が前面に出るしかないという指摘が多かった。

しかし投資家からすれば事業改変への足掛かりとなり、財閥経営も見直されるタイミングとなり、同時に半導体事業の好調と株価上昇で投資家は活性化し、サムスン副会長なしのほうが結果として好成績につながっている。ただ事業資金の流れがあるわけで、最大投資が鈍れば、サムスン経営の動きは鈍るわけで、金の流れが無ければ難しい。今は良いが各経営幹部の責任範囲で動かせる資金では限界もあるわけで、通常経営としてはむしろ必要がないイ・ジェヨン・サムスン電子副会長でも、大きな投資となると状況は変わる。世界企業に遅れれば、サムスンとて置いてきぼりとになる…。



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[ 2017年10月13日 09:28 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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