韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国経済 >  三星電子、テレビの「プレミアム戦略」に拍車

三星電子、テレビの「プレミアム戦略」に拍車

三星(サムスン)電子のプレミアムテレビブランド「量子ドット発光ダイオード(QLED)テレビ」が発売後、会社全体テレビ売上の10%水準まで割合を拡大したことが分かった。三星電子はこれを基に、第4四半期のテレビ事業の収益性も改善されるだろうと予測している。

三星電子は20日、ソウル中区太平路(チュング・テピョンロ)にある本社で懇談会を開き、第3四半期に三星電子が販売したテレビの大半は超高画質(UHD)製品であり、プレミアム級QLEDテレビが全体売上の10%を占めたと発表した。今後もプレミアム戦略に拍車をかけ、超高画質、大型テレビ市場の競争で先頭を守るという目標だ。

同日の懇談会では、三星電子映像ディスプレー事業部のイ・ユン専務とチョ・ソンヒョク常務が出席して、市場調査機関「GFK」のデータを基に、テレビ市場の予測と三星電子が取るべきプレミアムテレビ市場での戦略を発表した。





三星電子は同日の懇談会で、QLEDテレビを中心に超大型と大型テレビ市場で、三星が首位を維持していると明らかにした。GFKによると、今年1~8月基準で三星電子は2500ドル以上のテレビ市場で37%、60インチ以上のテレビ市場では42%のシェアを記録した。三星側はQLEDテレビの売上の半分以上は65インチ以上の大型製品だと明らかにした。イ専務は、「市場調査機関GFKによると、超大型と大型テレビ市場で、三星が堅固にトップシェアを維持している」と述べた。

大型テレビ市場でのシェアは、三星電子やLG電子などの家電メーカーにおいては最大の関心事となっている。テレビ市場の成長が2011年以降停滞状態に置かれている状況、新たな売り上げを生み出せる領域として大型テレビ市場、その中でもプレミアムラインナップが挙げられているからだ。55インチ以上の製品の割合は、2014年の25%から今年は41%まで伸びた。三星電子は今年に入って、低価格製品の割合を減らす代わりに、プレミアム製品の販売に集中した戦略が功を奏したと見て、プレミアム市場への攻略をさらに強化する方針だ。
http://japanese.donga.com/

【管理人 補足記事&コメント】
電子部品材料を手掛ける昭栄化学工業は色再現性の高い次世代ディスプレー技術「量子ドット」フィルム用の半導体ナノ粒子を年内に量産する。量子ドットは有機ELの先の技術として注目を集めており、同社は材料技術で先行する狙い。ディスプレーが液晶から有機ELに転換する中で、有機ELの「次」を見据えた動きが始まっている。昭栄化学は有害物質のカドミウムを使わない独自の製法を確立し鳥栖事業所(佐賀県鳥栖市)に約10億円を投じて量産ラインをつくる。インジウムとリンを熱反応させて半導体ナノ粒子を成長させる製法を確立した。韓国サムスン電子の子会社や米ベンチャー企業などの製法と比べて製造コストを下げて安定供給できる強みがあるという。

一方で、「有機ELでは韓国勢に水をあけられた。我々は『マイクロ発光ダイオード(LED)』で挽回しよう」。台湾のマイクロLEDの部材メーカー幹部は同業各社に呼びかけている。マイクロLEDは、赤・緑・青色に光る微細なLEDを敷き詰めて映像を表示するディスプレー。屋外広告からウエアラブル端末まで大小様々な用途に活用できる。普及の鍵はLED素子の価格。台湾、中国のメーカーが急速にコストを下げており、有機ELの次として急浮上している。

シャープは5月に鴻海精密工業グループと共同で米国の技術ベンチャーを買収すると発表。アップルも米半導体大手クアルコムから買い取った台湾の研究所で自社のウエアラブル端末に搭載するマイクロLED技術の開発を進めているもようだ。ソニーは既に「クリスタルLED」の名称で展開。小型パネルを数十~数百枚組み合わせて幅20メートルほどの巨大ディスプレーを構成する。自社開発したLED素子が光源で、色鮮やかな映像を映し出せる。美術館のデジタル展示やパブリックビューイング、監視モニターとして販売している。

韓国や台湾勢との設備投資競争で疲弊してきた国内ディスプレーメーカーは研究開発投資を絞り後手に回る。電機大手の事業を統合してきたジャパンディスプレイは有機ELへの転換期に直面し苦境が鮮明だ。潮流を読む情報収集力と手厚い開発投資力がないとディスプレー産業では生き残れない。



関連記事

ブログパーツ
[ 2017年10月23日 10:25 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp