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国事業たたんでUターンしたけれど…韓中間で進退両難の企業たち

スリーエムなどグローバル企業に産業用安全手袋を納品してきたシンソンメジャーグローブは先月中国・青島で運営していた工場を閉鎖した。この5年間に中国の人件費が30%以上上がった上に原糸、化学製品など現地の原材料・副資材価格も急激に引き上げられたためだ。工場を運営していた青島地域で石炭ボイラーの使用を禁止し、ボイラー交換に莫大な費用がかかることになったのが工場閉鎖の決定的な契機になった。現在同社は中国で生産していた製品を全羅南道順天(チョンラナムド・スンチョン)の工場で生産している。「メイド・イン・コリア」というブランド価値を掲げこれまで中国で生産していた汎用手袋の代わりに高付加価値化を推進するという戦略だ。

人件費上昇、環境規制強化など中国発の悪材で被害企業が続出しているが、シンソンメジャーグローブのように韓国へのUターンを決めたケースはごく少数だ。「メイド・イン・コリア」というブランド価値がもたらす利益より韓国の企業環境悪化による困難が大きいためだ。韓国は▽最低賃金引き上げ▽法人税引き上げ▽労働時間短縮▽産業用電気料金引き上げの可能性▽通常賃金範囲拡大――など企業の負担を増加させる要因があちこちに山積している。





経営環境悪化で中国に戻ろうとする「逆Uターン」企業もある。時計部品メーカーのエコ時計は「グローバルブランドを作る隠れた助力者」に挙げられる。モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)グループに属している時計ブランドの「ウブロ」、スイスの時計ブランド「スウォッチ」などにセラミック部品を納品している。この会社は中国深センで工場を運営し2013年に京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)にUターンした。「メイド・イン・チャイナ」より「メイド・イン・コリア」がもっと信頼を得られるという理由から製造コスト上昇を甘受して韓国に来たのだ。その後持続的に中国の生産量を減らし現在は生産量の90%を韓国で生産している。
http://japanese.joins.com/

中央日報は、人件費を減らすために中国に進出した企業らがベトナム・インドなどの国に離脱する事例も増加している。2001~2005年基準で韓国企業の海外直接投資金額のうち中国が占める割合は48.5%、ベトナムは3.5%にすぎなかったとし、2011~2016年基準で見れば中国が占める割合は33.2%に減少したのに対しベトナムは10.7%に増加したと報じている。単に安い人件費を追求しても、時間稼ぎでしかない。企業が高付加価値事業を形成し、同時に自国で内需活性化になれば、成長戦略効果も高まるだろう。

単に人件費高騰を避ければ利益を求めた形だけで、成長戦略とは言い難い。莫大な費用をかけて工場を建設した地域の人件費高騰を予想し建設するわけで、高騰となる前に、新事業を立ち上げる計画が同時に進行することになる。結果、リスク回避につながるわけで、日本企業は30年以上前から中国依存を意識し、他の新興国で工場を建設してきた一方で、新技術や他産業への進出も考慮し、成長戦略となるロードマップで企業経営している。それに遅れるほどに、リスク回避も遅れるわけで、今の韓国企業も同様である。結局は中国依存の中で、中国で売れる商品開発が遅れているわけで、それでは他の新興国に移行しても、売れる商品を作り出すのは難しい。売れる商品開発とコストダウンは同時に進める事である。



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[ 2017年10月30日 11:00 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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