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1つ1つの技術は良いのに、中国スマホ市場で日本メーカーが勝てないワケ

次から次へと新しいスマートフォンが発売されるなか、近年は中国メーカーが躍進を続けている。中国市場では圧倒的なコストパフォーマンスを武器に、サムスンやアップルといったメーカーを凌ぐ勢いを持ち、世界市場でも販売台数とシェアを伸ばしている。日本メーカーの携帯電話、スマートフォンは、世界的に見ればほとんどシェアを獲得できていない。アップルや中国スマホには日本企業の部品も数多く搭載されていると言われるが、なぜ本体では競争に勝つことができないのだろうか。

中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本には技術力があるというのに、なぜ中国市場で成功できなかったのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について考察している。記事は、スマートフォンの販売戦略は各メーカーがそれぞれ考えることだとする一方で、そのメーカーの戦略に国情というものも少なからず関係していると指摘。そのなかで日本のメーカーが独特なのは「キャリア主体」であることだとし、日本は中国や米国に比べて携帯キャリアが持つ力が強く、メーカーはユーザーではなく、キャリアを向いた商品開発を行った結果、商品の競争力が低下してしまったと論じた。

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また、キャリア向けの商品開発を行ってきた弊害は「マーケティング」にも存在し、どのように宣伝し、どのように消費者に訴えかければ支持を得られるかが分かっていないと主張。さらに日本のスマホは価格が高すぎると伝え、低価格の割に機能も優れる中国メーカーのスマホの方がコストパフォーマンス面において圧倒的に高いと指摘し、日本企業は1つ1つの技術力はとても高いが、スマートフォンの開発で出遅れ、世界最大の市場である中国で市場を獲得できなかったのは、こうした理由によるものだと主張している。
http://news.searchina.net/

優れたビジネスモデルを構築すれば、部品は日本をはじめとする他社から調達してもシェアを確保できるというのは、中国企業や米国企業を見れば良くわかる。中国のスマホメーカーは製品面のイノベーションのみならず、販売チャネルやマーケティングのイノベーションを通じて販売を伸ばしているのも事実であり、技術だけでなく、ビジネスモデルや売り方の工夫も必要だというが、スマホは売り切りと考えれば付加価値の高い製品ではある。だが、部品供給する日本と、製造原価の低い中国を考慮しても製品の価格競争での勝負となると話は違ってくる。

むしろ他国のスマホを利用し、日本版に変更したほうが付加価値が得られるわけで、内需国の強みでもある。また先読みとなる先端技術産業を改革したほうが得策であり、常に先端技術で先頭に立つほうが、高付加価値業務となり、特許包囲網も組みやすい。スマホ製造は製造原価の低い中国に任せればよい。




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[ 2017年10月30日 13:05 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(1)
漁夫の利
中国のコモディティ市場へ戦いに行く
日本メーカーはいませんよ。

中国のスマホ市場はもう飽和でしょう。
さらに激戦になる。
一時トップのシャミオが劣勢らしい。

で、どうなるかというと、差別化のため
部品の高度化でリターンマッチに。

日本の部品メーカーには漁夫の利。
ムラタの株がまた上る。
[ 2017/10/31 00:51 ] [ 編集 ]
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