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中国がスマホ用OLED量産開始、サムスンに挑戦状

中国がこのほど、スマートフォン用の有機発光ダイオード(OLED)パネルの量産を開始した。スマートフォン用の中・小型OLEDパネルは、韓国のサムスンディスプレーが世界シェアの97%を掌握しているが、中国メーカーの量産開始でサムスンの地位が脅かされている格好だ。

中国中央テレビ(CCTV)と台湾紙・電子時報によると、中国パネル最大手の京東方科技集団(BOE)は26日、四川省成都市でOLEDパネル工場の竣工式を行い、スマートフォン用パネル工場の稼働を開始した。BOEは2015年5月に工場を着工し、465億元(約7,910億円)を投じた。今年5月に工事を終え、試験生産を開始後、5カ月で量産にこぎ着けた。BOEの生産能力は現時点でスマートフォン用の6インチパネル基準で50万枚だが、来年までに7000万枚にまで拡大する方針だ。世界首位のサムスンディスプレーによる今年の生産量(4億2000万枚)の17%に相当する。

BOEはさまざまな展示会を通じ、既に発表済みの5.5インチフレキシブルパネル、7.56インチ折り畳みパネル、7.8インチ高画質パネル、スマートウォッチ用1.53インチパネルなども生産することを明らかにした。CCTVは「中国製のロール状ディスプレー時代の到来も近い」と伝えた。業界によると、BOEは中国のスマートフォンメーカーである華為(ファーウェイ)、OPPO、VIVO、小米(シャオミ)、ZTEなどにサンプルを送り、納品について協議しているという。


OLEDパネルはサムスンのギャラクシーシリーズをはじめ、今年下半期に登場した高級スマートフォンであるLG電子「V30」、アップルのiPhone Xなどに相次いで採用されている。市場調査会社のIHSマークイットによると、全世界のスマートフォン用OLED市場は今年の210億ドルから2021年には400億ドルにまで拡大すると見込まれている。
http://www.chosunonline.com/

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中国のパネルメーカーEverDisplay(EDO)とVisionoxは、2013年~2014年にかけて有機EL市場に参入している。また、2016年には、中国の大手パネルメーカーBOE Technology(BOE)とTianmaも、従来注力していたLTPS LCD(Low-Temperature Poly-Silicon Liquid Crystal Display:低温poly-Si)パネルから有機ELパネルに生産品目を切り変えて、有機ELの生産能力を増強しているほか、工場計画を変更し、新たにLTPS LCDパネル生産用に建てた施設を有機ELパネル工場に転換。製造設備が工場に搬入され次第、2017年の下半期から有機ELパネルの試作を開始する計画としている。

中国内では、近い将来、より多くの有機ELパネル工場が建設される可能性が高い。国内市場に潤沢な資本があり、中央政府も新しいディスプレイ技術の開発を支援しているため、コストを意識せずに投資ができるためだ。しかし、有機ELの製造にはいくつかの困難な技術的障壁がある。バックプレーン(TFT)を用いたスイッチング回路を搭載したガラスあるいはプラスチックフィルム基板)生産を完璧に行うだけではなく、有機層の真空蒸着や封じなどの複雑な製造プロセスを改善する必要がある。

例えば、有機ELパネル製造のカギをにぎる真空蒸発装置は、依然として主に日韓の企業が提供している。現在、キヤノンの子会社であるキヤノントッキが製造している第6世代ハーフカット機は、市場で最も需要の高い真空蒸着システムとなっている。しかしキヤノントッキの真空蒸着装置の市場供給数は限られており、同社は、まず長年の上得意客であるSDCを優先して納入することになる。



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[ 2017年10月31日 11:36 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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