文在寅政権、中国に約束した「3NO」守れるだろうか
最近の韓中関係復元の合意は、韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)の追加配備を行わず▽米国のミサイル防衛(MD)に参加せず▽韓日米3カ国の軍事同盟にさせないという、いわゆる「3NO」を表明し、中国の安保憂慮を払拭させる形で行われた。しかし、朝鮮半島周辺の環境や各局の利害関係によって状況が変化する可能性もあり、政府の「3NO」の約束がどこに向かっていくかを速断するのは難しい。
THAADの追加配備の場合、文在寅(ムン・ジェイン)政権で進められる可能性は高くない。文在寅政権の主要支持層でもTHAAD配備への反対意見が優勢だ。THAADはまた、40~150キロメートルの高い高度で敵のミサイルを迎撃するシステムであるため、休戦ラインと近い首都圏を防御できず、配備地域が朝鮮半島の南部地域に限定される。南部地域にはすでにTHAAD1個砲台が配備されており、追加配備を急ぐ理由はほとんどない。しかし、今後北朝鮮の核・ミサイルの脅威がさらに強まれば、様々な方法で追加配備への圧力が高まる可能性も排除できない。
スポンサードリンク
米国のミサイル防衛(MD)に参加しないという立場は、金大中(キム・デジュン)政権時代から堅持してきた政府の基本立場だ。米国が北東アジア地域にミサイル防衛を構築し、自国のミサイルの無力化を狙っていると疑っている中国に対する配慮からだ。その代わり政府は、M-SAM(中距離地対空ミサイル)とL-SAM(長距離地対空ミサイル)を国内開発し、独自の韓国型ミサイル防衛(KAMD)を構築するという立場を明らかにしてきた。しかし韓米は北朝鮮のミサイルが発射された場合に備え、ミサイルの探知・追跡情報などをリアルタイムで共有して効率的に迎撃するシステムの構築を急いでいる。韓日間のミサイル防御が情報交換を媒介に連動されるということだ。こうなれば、自然に韓国が米国のミサイル防衛に参加する手順を踏むことになるという指摘もある。
韓米日3カ国の軍事同盟は実現の可能性がほとんどない。国民感情からして、日本と軍事同盟を結ぶことは想像できないからだ。しかし、韓米日3カ国の間の軍事協力は徐々に拡大・強化されている。韓米日3角軍事協力強化の流れは、2012年8月に李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪問したのに続き、2013年春に朴槿恵(パク・クネ)政権が対日強硬外交路線を採択したことで一時停滞していたが、2015年12月の韓日慰安婦の合意以降、韓日両国間の軍事外交が再開され、再び急ピッチで進められている。
http://japan.hani.co.kr/
1.THAADの追加配備はしない
現政府で進められる可能性は低い
北朝鮮の脅威強まるほど圧力も大きくなる見込み
2.米国のMDには参加しない
韓国型ミサイル防御の構築を表明
韓米情報共有、MD参加に繋がる恐れも
3.韓米日軍事同盟には発展させない
国民感情から日本との軍事同盟は困難
日米、中国牽制への協力を圧迫する可能性も
連携がより重要性を増してきた日本、オーストラリア、そして急速に近代化しつつあるインドの力を結集すれば、落ち行く米国の力を補うことができる。これは日米同盟の延長線上にある新しい「同盟」関係である。一方で北朝鮮半島に関しては日米韓と言うのだが、日米において情報共有レベルで、韓国は除外ししている。米国は韓国を外した形で対応するだろう。朝鮮半島を中国或いはロシアに渡す事はロシアと中国監視の意味からして難しい側面がある。あくまで韓国と言う場所を利用したいわけだが、トランプ大統領はどう考えるのか…。またどこまで日本に委ねるのか…。国の金融はアメリカ、企業は日本の統治下であるから、中国がどこまで韓国統治に向けて動けるかによるだろう…。
THAADの追加配備の場合、文在寅(ムン・ジェイン)政権で進められる可能性は高くない。文在寅政権の主要支持層でもTHAAD配備への反対意見が優勢だ。THAADはまた、40~150キロメートルの高い高度で敵のミサイルを迎撃するシステムであるため、休戦ラインと近い首都圏を防御できず、配備地域が朝鮮半島の南部地域に限定される。南部地域にはすでにTHAAD1個砲台が配備されており、追加配備を急ぐ理由はほとんどない。しかし、今後北朝鮮の核・ミサイルの脅威がさらに強まれば、様々な方法で追加配備への圧力が高まる可能性も排除できない。
スポンサードリンク
米国のミサイル防衛(MD)に参加しないという立場は、金大中(キム・デジュン)政権時代から堅持してきた政府の基本立場だ。米国が北東アジア地域にミサイル防衛を構築し、自国のミサイルの無力化を狙っていると疑っている中国に対する配慮からだ。その代わり政府は、M-SAM(中距離地対空ミサイル)とL-SAM(長距離地対空ミサイル)を国内開発し、独自の韓国型ミサイル防衛(KAMD)を構築するという立場を明らかにしてきた。しかし韓米は北朝鮮のミサイルが発射された場合に備え、ミサイルの探知・追跡情報などをリアルタイムで共有して効率的に迎撃するシステムの構築を急いでいる。韓日間のミサイル防御が情報交換を媒介に連動されるということだ。こうなれば、自然に韓国が米国のミサイル防衛に参加する手順を踏むことになるという指摘もある。
韓米日3カ国の軍事同盟は実現の可能性がほとんどない。国民感情からして、日本と軍事同盟を結ぶことは想像できないからだ。しかし、韓米日3カ国の間の軍事協力は徐々に拡大・強化されている。韓米日3角軍事協力強化の流れは、2012年8月に李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪問したのに続き、2013年春に朴槿恵(パク・クネ)政権が対日強硬外交路線を採択したことで一時停滞していたが、2015年12月の韓日慰安婦の合意以降、韓日両国間の軍事外交が再開され、再び急ピッチで進められている。
http://japan.hani.co.kr/
1.THAADの追加配備はしない
現政府で進められる可能性は低い
北朝鮮の脅威強まるほど圧力も大きくなる見込み
2.米国のMDには参加しない
韓国型ミサイル防御の構築を表明
韓米情報共有、MD参加に繋がる恐れも
3.韓米日軍事同盟には発展させない
国民感情から日本との軍事同盟は困難
日米、中国牽制への協力を圧迫する可能性も
連携がより重要性を増してきた日本、オーストラリア、そして急速に近代化しつつあるインドの力を結集すれば、落ち行く米国の力を補うことができる。これは日米同盟の延長線上にある新しい「同盟」関係である。一方で北朝鮮半島に関しては日米韓と言うのだが、日米において情報共有レベルで、韓国は除外ししている。米国は韓国を外した形で対応するだろう。朝鮮半島を中国或いはロシアに渡す事はロシアと中国監視の意味からして難しい側面がある。あくまで韓国と言う場所を利用したいわけだが、トランプ大統領はどう考えるのか…。またどこまで日本に委ねるのか…。国の金融はアメリカ、企業は日本の統治下であるから、中国がどこまで韓国統治に向けて動けるかによるだろう…。
≪ 文大統領、通貨危機・ろうそく取り上げ「人間中心の経済に大転換」 | HOME | 米国、日本・豪州・インドとの連携を強調…韓国には言及せず ≫
コメントの投稿
トラックバック
≪ 文大統領、通貨危機・ろうそく取り上げ「人間中心の経済に大転換」 | HOME | 米国、日本・豪州・インドとの連携を強調…韓国には言及せず ≫
ブログランキング
最新コメント
- ななし:「5年間に38万人採用」約束はどこへ…韓国雇用市場に寒波 (04/18)
- ななし:韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- ななし:韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/14)
- ななし:TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/14)
- :韓国の半導体輸出、1年間に50%増加も…潜在成長率は依然2%台 (04/13)
- :米国「世界のどこで何が起きても我々と共に」…日本との同盟の「格上げ」を強調 (04/13)
- ななし:TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/13)
リンク
- ハンギョレ新聞
- 中央日報
- 朝鮮日報
- 聯合ニュース
- 人民網
- サーチナ
- Record China
- 東洋経済
- 経済ニュース - Yahoo!ニュース
- サーチナニュース ビジネス
- 経済ニュース - エキサイトニュース
- 経済ニュース News i - TBSの動画ニュースサイト
- 経済 - 毎日jp(毎日新聞)
- 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 政治 - 国内ニュース - Yahoo!ニュース
- 政治 - MSN産経ニュース
- 政治 - エキサイトニュース
- ZAKZAK (政治・社会)
- YouTube 高橋洋一チャンネル
- 中田敦彦のYouTube大学
- YouTube 堀江貴文 ホリエモン
- YouTube JAPAN 日本の凄いニュース
- YouTube トヨタイムズ
- 管理画面
カテゴリ
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp