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不祥事の数で判断するな…中国製造業は世界有数の競争力を持つ日本に学べ

中国製品はこれまで質を犠牲にしつつも、低価格を武器に世界で市場を獲得してきたが、人件費の上昇などを背景に価格競争力は低下しており、その代わりに品質を向上させる必要性に迫られている。中国政府は2025年までに製造強国を目指すためのロードマップを発表し、その一環として品質向上も打ち出しているが、歩むべき道のりはまだまだ遠いと言えるだろう。

中国メディアの中自網は26日、中国製造業は日本の製造業から成長するための教訓を学びとるべきだと論じる記事を掲載し、日本の製造業は最近、問題が数多く発生しているとは言え、世界有数の競争力を持つのは間違いないと論じる記事を掲載した。

記事はまず、これまで日本経済は世界に大きな影響を与えてきたが、最近では様々な問題点が浮き彫りになり、企業の不祥事も相次いでいると指摘。こうした問題が相次いで発生する背後には、労働力の不足、日本企業の驕りなどがあったと主張する一方、こうした不祥事だけを理由に日本の製造業が衰退したと判断するのは時期尚早であると指摘した。





たとえば、日本の製造業の一人当たり付加価値額は世界有数の水準であり、国際連合工業開発機関がまとめた2014年版の工業競争力指数(CIP)では、日本の競争力はドイツに次いで2位だったと指摘。中国の競争力は年々上昇しているとは言え、同指数では5位であったことから日本との差はまだまだ大きいと指摘した。記事は、中国製造業は「規模から質」への本格的な転換を行わなければならず、そのためには日本の製造業から学ぶべきことは多いと指摘。日本の製造業の現場で起きている問題ですら中国にとっては教科書のようなものであり、そこから教訓を学び取れるかどうかで、「規模から質」への転換に成功するか否かが左右されるとした。
http://news.searchina.net/

中国貿易報は、相次ぐスキャンダルによる日本の製造業の衰退によって、中国の製造業が天下を取る可能性について論じている。 日本企業のスキャンダルが相次いで発覚する中、現在発展途上にある中国の製造業界からは『日本の製造業は終わった。中国の製造業が天下を取る』と自信に満ちた声が聞こえてくる。しかし、日本が衰退したからと言って確固たるブランドや厳しい監督制度、整ったサプライチェーンと重要な技術がないまま中国の製造業が天下を取れるのか。中国のメーカーは傍観したり、嘲笑したり、騒ぎ立てたりする暇があったら、同じてつを踏まぬように原因を分析せよ」と指摘している。

10年前の金融危機以降、日本国内の経済が長期的に低迷する一方、発展途上国の製造業が頭角を現してきたことで、日本企業に重圧がかかったことは推して知るべしだとし、メンツや体裁を気にする日本の文化により、日本企業は重圧のもとでリスクを冒すようになった。そして自らを律してきた制度も国による監督も制御不可能となり、最終的に問題を起こす結果になったと分析している。日本の製造業の衰退は、中国企業が買収や権利譲渡を通じて重要技術をはじめとする「日本製」の強みを学び取るチャンスだとした。と同時に不合格製品を断じて許さない企業文化の重要性が認識されたことだと指摘している。日本企業は襟を正し、脇をしめる時期でもある。組織更にはマンネリ化を防止することである。




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[ 2017年11月02日 13:00 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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