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韓国化学企業も最高の実績…日米中などの景気回復で

石油・化学企業が快哉を呼んでいる。世界的な好況な中、エチレンなど基礎素材の需要が大きく増えているからだ。 SKイノベーションは今年7-9月期の売上高を11兆7589億ウォン(約1兆2040億円、連結基準)、営業利益を9636億ウォンと2日、発表した。前年同期に比べそれぞれ17.5%増、132.2%増となった。SKイノベーションの今年1-9月の営業利益は2兆3891億ウォン。10-12月期にも7-9月期並みの実績を出す場合、2年連続で過去最高の営業利益となる。

化学・潤滑油部門が牽引した。今年1-9月の営業利益のうち化学・潤滑油部門の比率は62%にのぼる。石油精製部門への依存度を低めるために昨年からエネルギー・化学分野に事業ポートフォリオを多角化したことが成果を上げた。SKイノベーションは米国最大の化学企業ダウケミカルからエチレンアクリル酸(EAA)事業とポリ塩化ビニリデン(PVDC)事業を今年2月と10月にそれぞれ買収した。プラスチックとビニール・接着樹脂などに使われる素材を生産する事業部だ。

化学製品の生産量は米国・中国・日本などの景気回復を受け、過去最高水準となっている。昨年の国内エチレン生産量は852万4000トンと、前年比で25万トン増えた。にもかかわらずエチレン価格は1トンあたり1350ドル(9月末基準)と上昇している。台湾プラスチックグループやオキシデンタル・ケミカルなど米国化学工場が台風の被害を受けてまだ復旧せず、需給の不均衡が生じているからだ。台風の影響で、米国内の生産量の47%に相当する1800万トン規模の生産支障が発生したと推定される。


LG化学も7-9月期、営業利益が前年同期比71.7%増の7897億ウォンとなった。7-9月期基準で過去最高だ。ロッテケミカルも営業利益が前年同期比19.1%増の7662億ウォンとなった。特に両社は3、4年前から生産設備を増やしてきた投資戦略が成果を出している。 ロッテケミカルは2010年、マレーシアの石油化学企業タイタンケミカルを買収し、2015年にはサムスンSDIのケミカル事業部門(ロッテ先端素材)を買収した。LG化学も2015年に中国重慶のエンジニアリングプラスチック(EP)工場に投資した。ロッテケミカルは2018年に麗水(ヨス)工場の増設を、LG化学は2019年に大山(デサン)工場の増設を控えている。




10-12月期にも実績好調は続くと見込まれる。中国の需要増加、国際原油価格上昇による基礎素材の価格上昇などが主な要因だ。丁豪栄(チョン・ホヨン)LG化学社長は「基礎素材部門の需要が減少する時期だが、価格上昇で例年より高い実績が予想される」と述べた。韓国銀行(韓銀)が先月31日に出した10月の企業の景況判断指数(BSI)によると、化学物質・製品BSIは105と、2011年4月以降最も高かった。現在の業況を良いと見る企業がそれだけ多いということだ。
http://japanese.joins.com/

SKイノベーション・旭化成間の「分離膜関連訴訟」で、電気自動車用の二次電池やスマートフォン用バッテリーなどに入る核心素材のリチウム二次電池分離膜をめぐる世界1位、2位の企業間での法廷争いが昨年4月に終わった。分離膜業界で世界2位の企業であるSKイノベーション関係者は、「業界1位のセルガード(現旭化成)と分離膜関連特許訴訟を決着させることで合意した」として「関連訴訟が一段落しただけに法律紛争にともなう負担を減らし、技術開発だけに力を注ぐことができるようになった」と明らかにしている。両社の合意により和解条件などは公開しないことにしたという。

分離膜は電気自動車用バッテリーだけでなくノートブックやスマートフォンなどに使われる核心部品だ。分離膜は3~4マイクロメートル(100万分の1メートル)の薄い高分子フィルムの形で、バッテリーの陽極と陰極の間に入って爆発や発火のような異常作動を防ぎ電池の安全性を高める役割をする。 現在、世界の分離膜市場では日本の旭化成が世界1位(生産量3.1億平方メートル)、SKイノベーションが世界2位(1.5億平方メートル)だ。その後を日本の東レが追撃している。SKイノベーションは2004年、世界で3番目に分離膜を開発し2005年12月に初めて商業生産を始めた。今まで分離膜関連の累積売り上げは1兆ウォン台に達する。最近、電気車市場の成長と歩調をそろえて分離膜市場の成長の勢いはさらに急になるだろうという展望だ。

SKグループとLGグループそしてサムスングループと上位財閥は好調の様だ。化学企業や素材企業は日本企業との深いつながりもあるわけで、韓国経済低迷の中で、下支えに貢献している側面もある。そもそも日本の企業統治下であるから、思いは複雑だが…。



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[ 2017年11月04日 10:54 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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