韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  北朝鮮 >  制裁下で17年ぶり高成長 知られざる「北朝鮮経済」の実態

制裁下で17年ぶり高成長 知られざる「北朝鮮経済」の実態

挑発を強める北朝鮮が、国際社会の圧力にもかかわらず着々と経済力をつけている。昨年はなんと17年ぶりの成長率を達成し、今年も9月末現在で貿易総額が2桁の伸びを記録する勢いだ。生活水準も向上し、背景には依然太い中国とのパイプや、アフリカなどでの活発な経済活動がある。知られざる北朝鮮経済の実態をリポートした住友商事グローバルリサーチの片白恵理子シニアエコノミストは「制裁はかつてほど効いてない」と警鐘を鳴らしている。

2006年10月に最初の核実験を断行し、加えて相次ぐ日本海へのミサイル発射など、韓国や日本など近隣諸国への挑発を強める北朝鮮に対し、国連は安全保障理事会で制裁決議をたびたび採択してきた。中国やロシアなどかつての北朝鮮の友好国も、トランプ米政権に背中を押され、最近は制裁に同調する場面も目立つ。 北朝鮮はさぞや苦境にあると思いきや、片白氏は「実際は制裁に対する抜け道があり、北朝鮮経済はむしろ潤っているようだ。(「トンジュ」と呼ばれる)新興富裕層も存在するほど平壌など都市部で生活水準が向上していると伝えられている」と8日に発表した調査リポートで指摘した。

韓国の中央銀行である韓国銀行の推計によると、北朝鮮の16年の実質成長率は3・9%と08年以降初めて3%を超え、1999年の6.1%以来、17年ぶりの大きな伸びを記録した。前年に資源価格が下落した反動もあるが、ほとんどの産業で伸びが拡大した。GDPの21%を占める工業ではとくに重化学工業が前年の4・6%減から6・7%増のプラスに転じた。12%を占める鉱業も2.6%減から8・4%増とやはり大きく伸びた。GDPで最も大きな割合の22%を占める農林水産業も0.8%減から2.5%増とプラス成長に転じている。

スポンサードリンク
制裁により各国との貿易が減少し続け、2009年11月に通貨を100分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)で信頼失墜を招いたのにもかかわらず、リーマン・ショック後の09年から12年まで景気回復が続き、15年にマイナス成長となるまで「伸び率はほぼ横ばいの安定的な成長を持続している点は注目すべきだ」と片白氏は強調する。



北朝鮮は中国への貿易依存度が高く、総額の9割以上を占める。その中国も国連の制裁決議に基づき、制裁を強化しており、今年2月には石炭輸入を停止し、8月から鉄鉱石や鉛の輸入を禁止した。影響はじわりと広がり、今年1~9月の輸入額は前年同期比16・7減となったが、片白氏は「今後も貿易総額の減少傾向が続くかは定かではない」とみている。今年1~9月の輸出額は20・9%増とむしろ伸び、輸出が押し上げて貿易総額も12・4%増だった。 片白氏は「西側諸国による制裁はかつてほど効いていない。北朝鮮は海外に資金源を多く持っているからだ」と指摘する。
http://www.sankeibiz.jp/

餓死者が続出し、90年代終わりころまでに「200万人以上の住民が餓死した」と言われる。住民の多くは、食べ物を探して国中を彷徨さまよい、生き残りをかけて国から逃げ出す(脱北)ことになった。脱北者数がピークに達した90年代終わりごろには、主な脱出先である中国には40万人もの脱北者がいたという統計もある。脱北者の一部は、食糧やお金を持って国に戻り、中朝国境を行き来しながら密ひそかに物を売ったり、物々交換を行ったりするようになった。そうして生まれたのが北朝鮮の闇市場だ。

配給責任を放棄せざるを得なかった当局は、生計を維持するために自然発生的に生まれた闇市場を完全に取り締まることはできず、見て見ぬふりをするしかなかった。それまで北朝鮮の一般住民は、隣の町に出向く時でさえ、7つ以上の証明書を持参し、地元当局の許可を得なければならなかったが、食糧調達する住民を当局が無理やり統制することはできなかった。自然発生的に始まった経済活動は、その後も拡大を続け、今では国内の経済活動の8割以上を占める規模となった。北朝鮮経済が外見的に良くなっているように見えるのは、こうした住民による経済活動、すなわち「住民経済」が活発になったと言われる。そのおかげで餓死者は減り、脱北者も少なくなった。



関連記事

ブログパーツ
[ 2017年11月16日 17:15 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
月別アーカイブ
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp