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韓国の建物、大多数は地震に弱いピロティ構造

15日に起きた慶尚北道浦項市を震源とするマグニチュード5.4の地震で、被害を象徴的に物語る建物がある。1階の駐車場部分の柱が飴のように曲がって断裂した同市北区長城洞の4階建てビル、建物が傾いた北区興海邑のアパート、外壁が落下した韓東大の校舎などだ。取材陣は建築構造、耐震設計の専門家である啓明大のキム・スンジク教授、慶北大のシン・ギョンジェ教授、韓国建築構造技術士会の関係者らと共に被害現場に入った。

震央から約2キロメートル離れた興海邑の「テソンアパート」では、1987年に完成した5階建てのアパート6棟のうち1棟が北側に地表付近で15度傾いていた。1階のベランダ下方のコンクリートが脱落し、30センチメートルを超える亀裂が生じた。鉄筋がむき出しになっている個所もあった。残る5棟の外壁にも大きな亀裂が入っていた。シン教授は「アパート内部に柱がない。内部空間を最大限確保しようと、壁だけで荷重に耐えるように設計されている」と述べた。

しかし、内部の壁にも手を差し込むことができるほどのひびが至る所に入っていた。韓国建築構造技術士会のチョン・グァンリャン会長は「横方向の鉄筋がなく、縦方向の鉄筋だけで建てる基本工事だけの工法だ。外壁も15センチメートル程度と薄い」と指摘した。すき間から露出した鉄筋の後ろに空間が見えた。鉄筋とコンクリートで埋められていない空間があったことを意味する。耐震設計が義務化されたのは、このアパートが完成した翌年の1988年からだ。地震が発生した浦項市北区だけで耐震設計がなされてないアパート・マンションが39カ所ある。





長城洞の4階建てビルは1階が駐車場になってる「ピロティ工法」で2011年に建てられたものだ。建物を支える8本の柱のうち、3本で鉄筋が露出して曲がっていた。柱の中には縦方向の鉄筋のほか、横方向の鉄筋が入っているのが見えた。キム教授は「今回のような地震に耐えるためには、横方向の鉄筋の間隔が柱の太さよりも小さくなければならない」と指摘した。取材陣がものさしで測ったところ、柱は太さが約30センチメートル、鉄筋の間隔は32-33センチメートルだった。
http://www.chosunonline.com/

韓国の集合住宅の一種である都市型生活住宅の88%が地震に弱いとされるピロティ構造になっており、対策が急がれるという指摘が出ている。国土交通部から入手した「都市型生活住宅安全実態結果報告書」を分析した結果、全国の都市型生活住宅の88.4%が、地震に弱いピロティ構造になっていることがわかった。ピロティ構造とは、2階以上の建物で、1階の地上部分を柱だけにして吹きさらしにしておく建築様式で、建物の1階部分に住居をつくらず、駐車場にしたものが多くなっている。

ピロティ構造は、壁が少なく、柱だけで支えるため、地震に弱いと指摘し、対策が急がれる。都市型生活住宅は、1人・2人暮らし世帯の住宅需要に対応するために2009年に導入された、専用面積85平方メートル以下の300世帯未満の集合住宅。ピロティ構造は、建築費を抑えることができるため、都市型生活住宅で特に多く採用されている。ピロティとは、建築用語では2階以上の建物において地上部分が柱(構造体)を残して外部空間とした建築形式、またはその構造体を指す。日本では、阪神・淡路大震災ではピロティ式のビルやマンションの耐震性の問題が指摘されたが、沿岸部においては、鉄筋を増やして柱の強度を高めるなど対策を施した上でピロティ式構造を採用すれば、耐津波性能の高い建物を実現できる可能性があるとしている。



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[ 2017年11月18日 10:26 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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