日本の軽自動車を見て考える、中国の小型自動車市場の潜在力
中国メディア・今日頭条は13日「日本の小型車の設計から見る、中国の多目的車におけるシーンに合わせたデザインの潜在力」と題する記事を掲載した。
記事は「このほど日本で10日あまり自動車の調査研究を行ってきた。極めて印象的だったのは、軽自動車に代表される日本の小型車だ。銀座や新宿、富士山周辺、京都などあらゆる場所の大通りや小さい路地でコンパクトな自動車の姿を見かけた。どうして軽自動車などのコンパクトカーがこれほどまでに喜ばれるのか。設計上でわれわれが学ぶべき点はあるのか。日本滞在中にこれらの自動車について研究した」と伝えている。
そのうえで、東京モーターショーで見たスズキの軽トラック・キャリィのコンセプトカーに「小型トラックのイメージを根本から覆された」と紹介。「広めの座席空間に荷物をある程度置くことができるほか、荷台部分に骨組みを組み立てて日除けカーテンを設置すればたちまち移動販売車になる。電源も有るため電気機器も使え、商いをするうえでとても便利だ。しかも、ゴルフやスキー、キャンプといったレジャーにも使える。悪路の走行も4WDだから問題ないのである。スズキのデザイナーには敬服せざるを得ない」と説明した。
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また「快適さと利便性、どちらがより重要かというのは難しい問題だが、日本のスズキにしろダイハツにしろ、日本の軽自動車は中国で流行している柔らかい素材をあまり使用せず、本革のシートも見られない。そして、中国の中型、小型の多目的車とは異なり、ここ軽自動車はみんな電動スライドドアを採用している。空間使用効率がより高められているのだ」と論じている。そして最後に、「こういった細かい部分への心遣いは、中国の多目的車も参考にするにふさわしいものだ」とした。
記事を読んだ中国のネットユーザーは「中国の自動車企業はまだ、消費者のために実用的で使い勝手の良いコンパクトカーの設計というところまで思いつかない」、「道路のひどい渋滞を見れば、中国の国産車も小型が必要だということが分かる。実用性こそ今後の発展の方向だ」、「早晩、このような大空間の自動車が主流になると思う」などといったコメントを寄せている。空間利用効率の高さや利便性を追求する日本の小型自動車の流れが、近い将来中国にもやってくるとの見方を持つ人が多いようである。
http://news.searchina.net/
中国財政省は、昨年末で期限を迎える小型車販売の減税措置を1年延長すると発表した。ただし、減税幅は半分に圧縮する。中国は世界最大の自動車市場で、日本の5倍強に達する。中国政府は昨年秋から減税措置の扱いを検討してきたが、単純に減税を打ち切ると反動による販売減が大きいと判断、減税継続で景気を下支えする効果を期待する。 小型車減税は2015年10月に導入し、排気量が1600cc以下の小型車の自動車取得税の税率を10%から5%に引き下げた。財政省の発表によると、17年1月から12月末まで税率を5%から7.5%に引き上げ、18年1月からは10%に戻すとしている。
小型車減税は5000元(約8万5000円)前後の値下げ効果を持つため、国内の新車販売を押し上げてきた。昨年1~11月の新車販売数は前年同期比14.1%増の2494万8000台。すでに15年通年を上回って過去最高を更新した。とくに小型乗用車は昨年1~11月で20.5%増となり、新車販売のけん引役となってきた。中国の経済政策をかじ取りする国家発展改革委員会(発改委)が中心となって昨年11月から財政省、工場情報化省、交通運輸省などと合同の幹部会議を開いて議論を重ねてきた。反動減を恐れる自動車メーカーを管轄する工業情報化省は延長を訴え、税収減を避けたい財政省は反対の姿勢を示していたという。
記事は「このほど日本で10日あまり自動車の調査研究を行ってきた。極めて印象的だったのは、軽自動車に代表される日本の小型車だ。銀座や新宿、富士山周辺、京都などあらゆる場所の大通りや小さい路地でコンパクトな自動車の姿を見かけた。どうして軽自動車などのコンパクトカーがこれほどまでに喜ばれるのか。設計上でわれわれが学ぶべき点はあるのか。日本滞在中にこれらの自動車について研究した」と伝えている。
そのうえで、東京モーターショーで見たスズキの軽トラック・キャリィのコンセプトカーに「小型トラックのイメージを根本から覆された」と紹介。「広めの座席空間に荷物をある程度置くことができるほか、荷台部分に骨組みを組み立てて日除けカーテンを設置すればたちまち移動販売車になる。電源も有るため電気機器も使え、商いをするうえでとても便利だ。しかも、ゴルフやスキー、キャンプといったレジャーにも使える。悪路の走行も4WDだから問題ないのである。スズキのデザイナーには敬服せざるを得ない」と説明した。
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また「快適さと利便性、どちらがより重要かというのは難しい問題だが、日本のスズキにしろダイハツにしろ、日本の軽自動車は中国で流行している柔らかい素材をあまり使用せず、本革のシートも見られない。そして、中国の中型、小型の多目的車とは異なり、ここ軽自動車はみんな電動スライドドアを採用している。空間使用効率がより高められているのだ」と論じている。そして最後に、「こういった細かい部分への心遣いは、中国の多目的車も参考にするにふさわしいものだ」とした。
記事を読んだ中国のネットユーザーは「中国の自動車企業はまだ、消費者のために実用的で使い勝手の良いコンパクトカーの設計というところまで思いつかない」、「道路のひどい渋滞を見れば、中国の国産車も小型が必要だということが分かる。実用性こそ今後の発展の方向だ」、「早晩、このような大空間の自動車が主流になると思う」などといったコメントを寄せている。空間利用効率の高さや利便性を追求する日本の小型自動車の流れが、近い将来中国にもやってくるとの見方を持つ人が多いようである。
http://news.searchina.net/
中国財政省は、昨年末で期限を迎える小型車販売の減税措置を1年延長すると発表した。ただし、減税幅は半分に圧縮する。中国は世界最大の自動車市場で、日本の5倍強に達する。中国政府は昨年秋から減税措置の扱いを検討してきたが、単純に減税を打ち切ると反動による販売減が大きいと判断、減税継続で景気を下支えする効果を期待する。 小型車減税は2015年10月に導入し、排気量が1600cc以下の小型車の自動車取得税の税率を10%から5%に引き下げた。財政省の発表によると、17年1月から12月末まで税率を5%から7.5%に引き上げ、18年1月からは10%に戻すとしている。
小型車減税は5000元(約8万5000円)前後の値下げ効果を持つため、国内の新車販売を押し上げてきた。昨年1~11月の新車販売数は前年同期比14.1%増の2494万8000台。すでに15年通年を上回って過去最高を更新した。とくに小型乗用車は昨年1~11月で20.5%増となり、新車販売のけん引役となってきた。中国の経済政策をかじ取りする国家発展改革委員会(発改委)が中心となって昨年11月から財政省、工場情報化省、交通運輸省などと合同の幹部会議を開いて議論を重ねてきた。反動減を恐れる自動車メーカーを管轄する工業情報化省は延長を訴え、税収減を避けたい財政省は反対の姿勢を示していたという。
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単価が高い製品を売りたい、という事情と、もうひとつは街中の
移動手段にはかつての自転車からアップグレードした二輪車、特に
電動二輪車が好まれるという事情。自動車市場がこういう
セグメント構成で確立したから超小型四輪車は市場が小さいようです。
ダイハツ・トヨタには1KR-VE型という優秀な1リッターエンジンが
あるが、中国市場では搭載した小型車がラインナップされませんね。
市場で超小型車にニーズがでれば、どこのメーカーもすぐに
商品化するでしょう。