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韓米FTAセーフガード、コメ、牛肉は輸入額が58%増えても作動不可

韓国政府が韓米自由貿易協定(FTA)で「“敏感品目”に分類し保護している」としてきた米国産の牛・豚肉、粉ミルクの輸入が急増していて、協定文に導入した農産物セーフガードと低率関税割当(TRQ)措置が「国内市場保護」の役割をまったく果たせていないことが分かった。農畜産業界は「韓米FTAを廃棄し、改定交渉に入っても『農業追加開放はない』とか『交渉対象から除外する』という態度から一歩踏み出して、韓国が協定文の農畜産物不均衡条項を攻勢的に変えなければならない」と主張した。

22日、政府の主催でソウルの良才洞aTセンターで開かれた「韓米FTA改定関連農畜産業界懇談会」で、主題発表者として立った韓国農村経済研究院のハン・ソクホ室長(モデル政策室)によれば、協定発効以後の5年間(2012~2016年)に米国産畜産物の輸入は年平均41万9千トンで、協定発効前の5年間(2007~2011年・35万1千トン)に比べて19.4%(物量基準)増加した。金額基準では同じ期間に年平均13億1千万ドルから20億8千万ドルに57.8%増加した。特に、牛肉は6万6千トンから12万1千トンに82.7%、豚肉は10万8千トンから13万3千トンに23%、粉ミルクは4百トンから6千トンに1300%増加した。

パネル討論者として参加した全国韓牛協会のキム・ホンギル会長は「昨年の米国産牛肉輸入量(15万3千トン)だけでも韓牛農家が大きな被害を受けていて大騒ぎなのに、米国産牛肉輸入が急増しているにもかかわらず韓米FTA協定文に明示されている農産物セーフガード(輸入が一定物量以上に急増する場合、追加関税を賦課する緊急輸入制限措置)は発動基準が非現実的であるため、米国産による韓国市場かく乱を防ぐ安全装置の役割を全く果たせずにいる」と指摘した。米国産牛肉のセーフガード発動基準は、2012年(27万トン)から毎年6千トンずつ増えて今年は30万トン(関税率30%)であり、発動できる基準物量が過度に高く設定されているため、発動の可能性はほとんどゼロだ。





協定文は、牛肉・豚肉・タマネギなど30の農水産物品目に対してセーフガードを導入した。しかし、豚肉の場合、セーフガード発動対象は米国産豚肉の輸入量の5%に過ぎない冷蔵肉に限定されており、果物のセーフガード適用品目は植物防疫法上すでに輸入が禁止されているリンゴだけだ。韓牛協会は「農家がすべて滅びる段階になってこそセーフガードを発動できる水準」とし「現行より関税がさらに引き下げられれば、韓牛産業は崩壊するだろう。協定を廃棄して関税率を40%に戻し、再協議が避けられないならば現在の水準(関税率24%)で関税を凍結し、関税撤廃期間も15年から20年に延長し、牛肉セーフガードの発動基準物量を大幅に引き下げ実効性を確保しなければならない」と求めた。
http://japan.hani.co.kr/

韓国にとって米国は最大の直接投資先で、2016 年末の累計直接投資額(実行ベース)は対世界累計直接投資全体の22.2%に当たる774 億ドルとなっている(ただし、製造業に限ると中国に次ぐ2 位で、全体の13.0%に当たる153 億ドル)。業種別の累計直接投資額シェアは、卸売・小売が21.3%、製造業19.8%、不動産・賃貸14.5%、鉱業13.3%の順となっている。韓国の対世界累計直接投資では製造業が33.6%を占めているのに対し、対米累計直接投資では製造業の比率が低い。韓国にとって米国は製造拠点であるとともに、販売拠点、投資収益や資源獲得狙いなど、進出目的が分散している。

韓国の対米直接投資は増加傾向にある。2011 年前後はシェールガス関連の直接投資が集中、2013 年以降は不動産・賃貸の直接投資が堅調である。2016 年は129 億ドルと、前年の1.9 倍に急増した。卸売・小売、不動産・賃貸の直接投資が好調だったことによる。2016 年の製造業の直接投資は対米直接投資全体の9.7%に過ぎなかったものの、12 億5,600 万ドルと過去最高を記録した。一方、韓国企業は米国市場向けを中心とした生産拠点の構築を目的にメキシコへの進出も進めてきた。韓国輸出入銀行によると、韓国の対メキシコ直接投資(実行ベース)は2010 年代に入ってから急増し、2015 年には2010 年(7,100 万ドル)の14 倍強に当たる10 億2,200 万ドルを記録した。外交力をしっかり強めて説明できないと、米国の意のままとなるが…。それでも韓米FTAみなおししたところで、米国側は変えるところが無いのでは…。結局工場建設を求めるだけだろうと思うが…。また牛肉関連の懸念は従来のFTAでも懸念されてきたわけで、いまはじまった事ではない。

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[ 2017年11月23日 09:56 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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