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10月の韓国経済、「消費・投資・生産」トリプルマイナス

韓国では10月の産業生産が過去21カ月で最大の落ち込みを示した。消費と投資に続き、生産まで減少する「トリプルマイナス」の状況に陥った格好だ。9月には「トリプルプラス」だった経済が1カ月で正反対の状況となり、輸出好調による景気回復の流れが続くかどうかについて、専門家の見方が分かれている。 韓国統計庁が先月30日発表した10月の産業活動動向によると、産業生産は全体で前月を1.5%下回った。減少幅は昨年1月(1.5%)以降で最大だった。 今年下半期に入り、産業生産は7月が1%増、8月は横ばい、9月が0.8%増、10月が1.5%減と不規則な動きを見せている。10月の生産減少と同時に、消費動向を示す小売売上高は2.9%減となり、設備投資は14.4%減という急速な落ち込みを示した。

統計庁関係者は「10月に秋夕連休(中秋節、9日間)があったが、前月と同様の日数稼働したとして、季節調整を行った数値だ」と説明した。単純に操業日数が減少したため、生産、消費、投資が同時に減少したわけではないことになる。 産業生産を分野別に見ると、10月には製造業、サービス業がそれぞれ前月比で1.5%、1.7%減少した。製造業では完成車の輸出不振で自動車生産が11.3%減少。海洋プラントの不振で金属加工が5.9%落ち込んだ。製造業在庫は4.2%増えた。サービス業では不動産・リース業(15.2%減)の落ち込みが最大だった。住宅売買と賃貸の取引件数が減少し、不動産仲介業が低迷した格好だ。 消費は耐久財、非耐久財、準耐久財がいずれも減少し、全体で2.9%落ち込んだ。設備投資は機械類、輸送設備がそれぞれ17.9%、3.4%減少し、全体では14.4%の落ち込みだった。

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10月のトリプルマイナスについて、企画財政部(省に相当)関係者は「秋夕連休を控え、まるで仮払いでもしたように、9月に数字が前倒しで計上されたものだ」と説明した。輸出業者が大型連休を控え、10月分の生産と輸出を前倒ししたため、9月の産業活動が活発になり、そのあおりで10月は相対的に数値が悪化したとの見方だ。実際に9月は生産が0.8%増、消費が3.1%増、投資が5.3%増というトリプルプラスだった。
http://www.chosunonline.com/

朝鮮日報は、専門家の見方はさまざまだ。現代経済研究院のチュ・ウォン経済研究室長は「(政府判断のように)秋夕連休が数値に影響を与えた点を考慮し、韓国経済が回復基調にあるとはいっても、その勢いは長続きしない可能性が高い」と述べている。 景気の先行きを示す先行指数の循環変動値が8月以降、101.8、101.6、101.3と下落しているためだ。チュ室長は「製造業の平均稼働率が8月から3カ月連続で低下し、建設受注が9月から2カ月連続で減少していることも悪材料だ」と指摘した。

基本的には需要と供給であるから、韓国と中国の半導体依存で考慮すれば、どちらも過剰生産する国である。前の月が多ければその次の月は少なくと言うレベルの調整しかしないわけで、必要なものを必要なだけではなく、多く受注或いは発注し、コストを下げて購入し在庫するわけで、世界シェアに影響を与える中国企業と韓国企業とで、今後コスト競争に入れば、価格は下落するだろう。


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[ 2017年12月02日 11:48 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
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