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LG電子、自動走行車の安全技術を開発

LG電子は10日、韓国で初めて第4世代(4G)移動通信規格(LTE)技術を利用した自動走行安全技術を開発したと発表した。走行中の自動車が周囲の自動車、道路周辺の地形や障害物を感知し、突発的状況をドライバーに警告する技術だ。

LG電子は自動車がLTEネットワークを通じ、周囲の自動車や地形・障害物などと通信する「V2X」 (車と全ての物を結ぶ通信技術)機器を開発した。この機器を搭載した自動車は、走行中に急ブレーキをかけると周囲の車に信号を送る。後方を走る車が信号を受け取ると、機器が「前方車両が急ブレーキ」をかけたと警告してくれる。道路脇の工事現場にV2X機器を設置しておけば、工事現場に近づく自動車のドライバーに警告メッセージが自動的に発信できる。この技術を自動走行車に応用すれば、前方車両と衝突する前に停車する機能が実現できる。

LG電子は今年10月、通信チップ最大手、クアルコムと共同で研究所を設置するなど、自動走行関連の技術確保を急いでいる。 LG電子の自動車部品技術センター長を務めるユン・ヨンチョル専務は「LG電子が主な自動車メーカーの自動走行車のパートナーになれるように、先進技術を引き続き開発していく」と述べた。
http://www.chosunonline.com/

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自動運転が交通事故削減につながるという考えは、交通事故原因の大半がドライバーの過失に基づく「ヒューマンエラー」であるという各種調査機関のデータに基づいている。例えば、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が2015年2月に発表した調査データによれば、米国における交通事故の原因をドライバー、車両、環境などに分類したところ、約94%がドライバーに原因があったという。 この傾向は日本でも同じである。警察庁が公開した2016年10月末の交通事故統計によると、2016年1月~10月に国内で発生した交通死亡事故件数は3037件であるが、その約9割の2740件の事故原因は運転者の法令違反だった。自動運転を導入することでドライバーのヒューマンエラーをなくすることができるなら、交通事故の大幅削減は十分に期待できる。

交通事故の削減については、具体的な数値目標を掲げる自動車メーカーもある。例えばスウェーデンVolvo Carsは「2020年までに新車での交通事故による重傷者や死者をゼロにする」という挑戦的な目標を掲げ、その目標実現に向けて自動運転技術の市販車導入を進めている。日本では高齢化問題も自動運転の導入による改善が期待されている分野だ。自動車関連の高齢化問題は、(1)職業ドライバーの高齢化が進んでドライバー不足が進むこと、(2)加齢によって身体能力に衰えが生じるため移動弱者が増加すること、の二つがある。これらは独立した問題だが、地方の過疎地域などでは、ドライバー不足や経営難でタクシーやバスの営業が少なくなる中で、運転免許を返納するなどして自家用車での移動が難しくなった高齢者が増えており、複数の問題が重なり合うことで深刻化している。


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[ 2017年12月11日 10:03 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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