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韓国、中国人観光客が前年比50%減…GDP5兆ウォン減少

今年韓国を訪問した中国人観光客は昨年に比べて大幅に減少する見込みだ。 韓国銀行(韓銀)によると、中国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)報復などの影響を受け、今年の中国人観光客は前年比で400万人減少するという。昨年、中国人の韓国訪問者数は約806万8000人。今年は約50%減るということだ。

中国人観光客が韓国経済に与える実質的な付加価値は1人あたり約1300ドルと推算される。したがって中国人観光客の減少で韓国の実質GDPは約52億ドル(約5兆6700億ウォン)減少するということだ。

このほか、THAADの余波による対中国輸出減少、ドラマ・音楽など韓流コンテンツの消費減少などを合わせると、韓国のGDPに及ぼす影響はさらに大きい。ただ、韓中両国は10月31日、あらゆる分野で交流協力を早期に回復することに合意し、中国人団体観光が増えつつある。

韓銀の関係者は「3-10月の減少率が年末まで続くと仮定すると、中国人観光客は約400万人減少するだろう」とし「韓中関係改善の影響はまだ反映されていない」と説明した。
http://japanese.joins.com/

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2017年9月28日、環球網は、今年の夏に韓国・江原道を訪れた中国人観光客が前年同時期に比べて94.7%減少したことが明らかになったと伝えた。韓国・聯合ニュースは28日、韓国銀行が27日に発表した「地域経済報告書」の内容を報道。今年7~8月に江原道を訪れた外国人観光客数は前年同期比で6万人減り、特に中国人観光客は前年同期比94.7%減と大幅な減少となった。また、韓国人の観光客数も10万人減少したという。

同道にある5大水上公園の7~8月の来場者数も同11.7%減となり、雪岳山など道内にある国立公園の観光客数も12%の減少。ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として知られる南怡島も芳しくなかったという。また、江原道がある朝鮮半島の東海岸を訪れた観光客数も、2013年以降で最低を記録。記事によると、海水浴場が営業した47日間中34日が雨という天候の悪さも、海水浴客の減少につながったという。

同銀行は同道の観光客減少について「天候不順に加え、休暇を博物館、キャンプ、海外旅行などで過ごす人が増えたことも影響している」とコメント。同銀行江原支部は「もし高高度防衛ミサイル(THAAD)の影響が続けば、中国人観光客はさらに減るだろう。ただ、平昌冬季五輪関連イベントが始まれば、状況はいくらか好転することが見込まれる」と語っているという。

2017年に入ってから韓国を訪れた中国人観光客は171万5000人で、前年同期比62.2%減少した上、日本人観光客も減少が続いている。そうした中、期待されていた東南アジアからの観光客まで減少していることはまさに泣き面に蜂だ。 韓国政府はイスラム教国であるインドネシアとマレーシアで訪韓観光客が減少していることを重く見ている。韓国政府は中国人観光客の激減を補うべくイスラム教国での観光PRを行ってきたが、目立った効果は出ていないことになる。


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[ 2017年12月13日 17:50 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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