韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  日本政治 >  中国・習氏、米“迷走”で狙う日本取り込み…二大大国覇権争いと日本の自覚

中国・習氏、米“迷走”で狙う日本取り込み…二大大国覇権争いと日本の自覚

私は、この1年間、米国と中国の「二大大国による覇権争い」に注目してきた。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席の動向を見てきて明らかになったことは、明確な戦略を持たず、独善的な「アメリカ・ファースト」を唱えるのみの米国と、明確な戦略を持って的確に米国に対応する中国のしたたかさの違いである。

習氏は、第19回共産党大会(10月)における演説で、20回以上も「強国」という言葉を使い、「2035年までに、国防と人民解放軍の近代化を基本的に実現し、今世紀半ばまでに人民解放軍を世界トップクラスに育成し、建国100周年に当たる2050年頃を目途に総合国力と国際的影響力において世界の先頭に立つ『社会主義現代化強国』を実現する」と宣言した。

そして、中国は「一帯一路」構想に代表されるダイナミックな戦略を展開し、アジア太平洋地域から米国の影響力を排除し、同地域における覇権を確立しようとしている。 一方、トランプ氏の米国は、戦略性と安定性に欠け、気候変動のパリ合意や、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)からの離脱などにより、米国の同盟国や友好国の信頼を失いつつある。結果として、戦後70年以上にわたって構築してきた米国主導の多国間の枠組みやルール作りという「米国の強み」を自ら放棄してしまい、世界各地で米国抜きの秩序形成の試みが始まっている。





私は12月中旬、上海において中国の専門家と安全保障対話を行ってきた。彼らは明らかに、トランプ政権の戦略のなさや米国外交の劣化を認識していた。そして、中国側は今がチャンスとばかりに、日本を自らの陣営に取り込もうとして、「日中は運命共同体であり、日中関係を改善すべきだ」と熱く主張している。この中国の変化は、習氏の安倍晋三首相に対する過去の仏頂面の対応が、微笑を伴った対応に変化したことに呼応しているかもしれない。中国は、日米同盟にくさびを打ち込もうとしているのだ。

しかし、民主主義国家・日本と、共産党一党独裁の中国が運命共同体であるはずがない。中国は今も、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵犯を繰り返し、南シナ海の人工島の軍事拠点化を進めている。中国の言っていることとやっていることは明らかに違うのだ。 日本が今後直面する最大の脅威は、世界最強を目指す中国だ。迷走する米国に対し、中国は着実に「世界一の強国」を目指して前進している。 わが日本は、米国との同盟を重視しつつも、もはや米国頼みの甘えの時代は過ぎ去り、自らの知恵と実力で厳しい環境に対処しなければいけない時代に入ったことを自覚すべきだ。
http://www.zakzak.co.jp/

東シナ海で日本が沖縄県尖閣諸島を失い、台湾が中国に「解放」されたら、中国海軍は堂々と太平洋に出てくる。そうなると「太平洋には米中両国を受け入れる十分な空間がある」と繰り返し米大統領に迫る習近平(シー・チンピン)国家主席の「中華民族の偉大な復興の夢」も、現実的な「世界の悪夢」となる。だが日本包囲網なる形が形成されれば、中国とて見動きは簡単ではない。日本は中国を活用する気でいるようだが、アジアのリーダー国として、中国とどのように付き合うのかは大きな課題となる。

一部の専門家は、ハワイ沖に米中中間線が引かれ西太平洋が「中国の海」となれば、没落する「帝国」アメリカと新興の「中華帝国」による世界分割となる。台湾は「祖国の懐に復帰」し、日本は「中華人民共和国ヤマト自治区」になるかもしれないという。そうならない様に日本政府は動いているわけで、今後の動きに注視する必要はあるが、今の中国ではそう簡単ではないだろう。今の中国が頼りたい国は日本である。中国は技術面と世界銀の支援となる。

関連記事

ブログパーツ
[ 2017年12月29日 10:27 ] カテゴリ:日本政治 | TB(0) | CM(1)
米国回帰と一帯一路
米中ともに目下展開中の戦略には無理と弱点があるから
日本が存在感を示す場面はいくつもある。
米国のトランプの「米国回帰」=産業回帰、これは10年
かかることを2,3年でやろうとする無理。消滅した匠ワザの
技能者の再育成には10年かかる。

中国はやってなんぼの計算をやらない国で、国をまとめるために
無理矢理、目標を決め、施策を強行する。
一帯一路も、海洋展開も投入コスト>>実施効果ではないか。
列島線を突破して、その先には何があるか。グアムとハワイか。
一帯一路戦略でシルクロード再構築して、何が得られるのか。

米中ともに次の指導者(トランプの次、、習近平の次)は後始末が
大変だろう。
[ 2017/12/29 12:23 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
スポンサードリンク
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp