中国人旅行客は日本に恩恵をもたらしているのに、「扱いが雑じゃないか?」
2017年に日本を訪れた外国人旅行者の中で最も多かったのは国・地域別では中国人だった。爆買いはすでに減っているというが、それでも中国人の消費意欲は旺盛であり、日本に大きな恩恵をもたらしているのは事実だ。
だが、中国人にとっては「日本に経済効果をもたらしているのに、中国人に対する扱いが雑ではないか」という気持ちもあるらしい。中国メディアの今日頭条は16日、「中国人観光客に対して日本人がどのような評価をしているか知っているか」と問う記事を掲載した。
中国人の主要な訪日目的の1つが買い物となっているが、記事は「中国人は『旅行に来たからには買い物をせずに手ぶらで帰るのは勿体無い』という気持ちになってしまう」とし、それゆえ様々な物を買い込んでしまうと主張。こうした中国人観光客が日本にもたらす経済効果は大きいとしつつも、「地元の日本人の日常生活に少なからず支障をもたらしているのも事実で、すべての日本人に歓迎されているわけではないようだ」とも指摘した。
たしかに、中国人たちが日用品などを買い占め、日本人客が商品を買えないというケースは多々起きているというが、中国人観光客が思っていたほど歓迎されていないことを受けて、中国では「歓迎されていないのに図々しく日本を訪れ、お金まで落としていくのか」と嘆く声もあると紹介した。
スポンサードリンク
しかし、記事に対して寄せられた声のなかには、「図々しいと言われようが別に気にしない。行きたい国に行けば良い」という意見や「こちらはお金を払う側なのだから、相応の対応を受けてしかるべきだ」など様々な反応が寄せられた。日本と中国には複雑な背景があるが、旅行は相互理解を促進する貴重な機会であるはずであり、それが新たなトラブルになったり、互いの感情を悪化させる要因になるのは避けたいところだ。
http://news.searchina.net/
日本政府観光局(JNTO)が16日発表した2017年の訪日外国人客数(推計値)は、前年比19.3%増の2869万900人だった。16年(2403万人)を上回り、過去最高を記録した。ビザ発給要件の緩和や航空路線の拡充、クルーズ船寄港数の増加を背景に東アジアを中心に訪日客が伸びた。 国・地域別では中国が15.4%増の735万5800人と最多だった。韓国が40.3%増の714万200人と続いた。 同時に発表した17年12月の訪日外国人客数は前年同月比23.0%増の252万1300人だった。12月としての過去最高を記録した。
なかでも韓国は前年比40.3%増と大きく増やした。これは韓国を訪れる日本人の数が減少傾向にあるのとは対照的だ。台湾や香港での日本への旅行の人気の高さは驚くほどで、人口2350万人の台湾の5人に1人、人口740万人の香港の3人に1人が日本を訪れている。タイを筆頭にしてアセアン諸国からの訪日客が300万人になったことも、いまや隔世の感がある。人手不足の日本は、東南アジアから技能研修生を多く受け入れようとしているが、訪日する観光客はレジャーを楽しむために日本を訪れている。
外国人観光客が増えても、いったい誰にお金が落ちているのかという疑問もある。恩恵を受けているのは一部の地域や企業、個人のみ。クルーズ客船が多数寄航しても、特定の免税店でしか買い物しないのであれば、地元の人たちは無関心にならざるを得ない。民泊に対する厳しい見方が生まれたのも、誰のための外国人観光客誘致なのかと言う部分で難しい側面を持つ。
日本を訪れる外国人観光客の側からもいろんな声が聞かれる。たとえば、中国の旅行関係者から最近よく聞くのは、日本社会に潜在している嫌中意識に直面させられる経験が増えたという話だ。とくにアジア系観光客の多い大阪の繁華街などで感じるという。外国人を狙ったスリも増えていると聞く。
だが、中国人にとっては「日本に経済効果をもたらしているのに、中国人に対する扱いが雑ではないか」という気持ちもあるらしい。中国メディアの今日頭条は16日、「中国人観光客に対して日本人がどのような評価をしているか知っているか」と問う記事を掲載した。
中国人の主要な訪日目的の1つが買い物となっているが、記事は「中国人は『旅行に来たからには買い物をせずに手ぶらで帰るのは勿体無い』という気持ちになってしまう」とし、それゆえ様々な物を買い込んでしまうと主張。こうした中国人観光客が日本にもたらす経済効果は大きいとしつつも、「地元の日本人の日常生活に少なからず支障をもたらしているのも事実で、すべての日本人に歓迎されているわけではないようだ」とも指摘した。
たしかに、中国人たちが日用品などを買い占め、日本人客が商品を買えないというケースは多々起きているというが、中国人観光客が思っていたほど歓迎されていないことを受けて、中国では「歓迎されていないのに図々しく日本を訪れ、お金まで落としていくのか」と嘆く声もあると紹介した。
スポンサードリンク
しかし、記事に対して寄せられた声のなかには、「図々しいと言われようが別に気にしない。行きたい国に行けば良い」という意見や「こちらはお金を払う側なのだから、相応の対応を受けてしかるべきだ」など様々な反応が寄せられた。日本と中国には複雑な背景があるが、旅行は相互理解を促進する貴重な機会であるはずであり、それが新たなトラブルになったり、互いの感情を悪化させる要因になるのは避けたいところだ。
http://news.searchina.net/
日本政府観光局(JNTO)が16日発表した2017年の訪日外国人客数(推計値)は、前年比19.3%増の2869万900人だった。16年(2403万人)を上回り、過去最高を記録した。ビザ発給要件の緩和や航空路線の拡充、クルーズ船寄港数の増加を背景に東アジアを中心に訪日客が伸びた。 国・地域別では中国が15.4%増の735万5800人と最多だった。韓国が40.3%増の714万200人と続いた。 同時に発表した17年12月の訪日外国人客数は前年同月比23.0%増の252万1300人だった。12月としての過去最高を記録した。
なかでも韓国は前年比40.3%増と大きく増やした。これは韓国を訪れる日本人の数が減少傾向にあるのとは対照的だ。台湾や香港での日本への旅行の人気の高さは驚くほどで、人口2350万人の台湾の5人に1人、人口740万人の香港の3人に1人が日本を訪れている。タイを筆頭にしてアセアン諸国からの訪日客が300万人になったことも、いまや隔世の感がある。人手不足の日本は、東南アジアから技能研修生を多く受け入れようとしているが、訪日する観光客はレジャーを楽しむために日本を訪れている。
外国人観光客が増えても、いったい誰にお金が落ちているのかという疑問もある。恩恵を受けているのは一部の地域や企業、個人のみ。クルーズ客船が多数寄航しても、特定の免税店でしか買い物しないのであれば、地元の人たちは無関心にならざるを得ない。民泊に対する厳しい見方が生まれたのも、誰のための外国人観光客誘致なのかと言う部分で難しい側面を持つ。
日本を訪れる外国人観光客の側からもいろんな声が聞かれる。たとえば、中国の旅行関係者から最近よく聞くのは、日本社会に潜在している嫌中意識に直面させられる経験が増えたという話だ。とくにアジア系観光客の多い大阪の繁華街などで感じるという。外国人を狙ったスリも増えていると聞く。
≪ 中国統計局が「GDP水増し」問題に言及、「データの信ぴょう性に影響ない」 | HOME | 韓国金融監督院職員、仮想通貨規制発表直前に売り抜け ≫
コメントの投稿
トラックバック
≪ 中国統計局が「GDP水増し」問題に言及、「データの信ぴょう性に影響ない」 | HOME | 韓国金融監督院職員、仮想通貨規制発表直前に売り抜け ≫
ブログランキング
最新コメント
- ななし:「5年間に38万人採用」約束はどこへ…韓国雇用市場に寒波 (04/18)
- ななし:韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- ななし:韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :韓国中銀総裁 G20財務相・中銀総裁会議出席へ=IMF会合にも (04/16)
- :TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/14)
- ななし:TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/14)
- :韓国の半導体輸出、1年間に50%増加も…潜在成長率は依然2%台 (04/13)
- :米国「世界のどこで何が起きても我々と共に」…日本との同盟の「格上げ」を強調 (04/13)
- ななし:TSMCの工場誘致で日本の半導体産業が復活するはずはない (04/13)
リンク
- ハンギョレ新聞
- 中央日報
- 朝鮮日報
- 聯合ニュース
- 人民網
- サーチナ
- Record China
- 東洋経済
- 経済ニュース - Yahoo!ニュース
- サーチナニュース ビジネス
- 経済ニュース - エキサイトニュース
- 経済ニュース News i - TBSの動画ニュースサイト
- 経済 - 毎日jp(毎日新聞)
- 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 政治 - 国内ニュース - Yahoo!ニュース
- 政治 - MSN産経ニュース
- 政治 - エキサイトニュース
- ZAKZAK (政治・社会)
- YouTube 高橋洋一チャンネル
- 中田敦彦のYouTube大学
- YouTube 堀江貴文 ホリエモン
- YouTube JAPAN 日本の凄いニュース
- YouTube トヨタイムズ
- 管理画面
カテゴリ
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp
総数 2,860万人、中国 730万人。
2016年は総数 2,400万人、中国 630万人。
2015年は総数 1,970万人、中国 500万人。
2014年は総数 1,340万人、中国 240万人。
伸び率は下がっているが、ピークアウトする気配はまだない。
経験者の情報(日本観光の評価)がフィードバックされた結果が
こうなのでしょう。
学習効果があるらしく、都心でみる中国人群は、上品な人が増えて、
大声の連発を聞かないし、ファッションも原色系の目立つ服装が
減ったような。他のアジア系も同じ。
買い物場面は知りませんが。